04/05/02〜04/05/04 能登半島一周

ゴールデンウィークに能登半島を巡って走ってきました。
◆5月2日◆金沢〜輪島(126Km)
初発の電車で、京都、米原を乗り継いで10時前に金沢 着。
10時40分、能登半島に向けて出発。
市街地から内灘町の海岸線にある「自転車道」を目指しま すが、一面に砂が堆積しとても走れません。r8に戻り北上します。何度か海岸に出て自転車道を走ろ うと試みますが、相変わらず走れません。後で知ったのですが千里浜辺りから羽咋市辺りまでは整備されていたそうです。 能登夕照
r8からR159を走っていると「蕎麦屋」の看板を発 見。脇道を進み「上杉」で白い細麺の「御前せいろ」(1155円)を食しました。蕎麦湯とともに出さ れた蕎麦粥の椀が美味しかったです。
志賀町で海岸沿いに能登金剛にでるためにr36に分岐す る予定が、道なりにR249を走って100m強の山越えを強いられました。こんなことが2度ほどあ りました。
門前町腰細と言う集落で沈みかけた夕陽を眺めていると近 所のおばあちゃんが出てきて、海に沈む夕陽を40分程一緒に観照。
「今 日は朝からの強風が午後に凪いできたので、ゴムの胴長を着てサザエを獲った。昔は近所の木賃宿に売って家計の足しにしてきた。最近は畑で作物を作っても、 スーパーなどで安く売っており、子供たちも喜ばなくなった。。。。」等と世間話を聞きながら良い時間を過ごしました。
前照灯3個、リアフラッシングライト、反射布付ベストと 完全なナイトラン装備で輪島を目指します。
総持寺門前の蕎麦屋「手仕事屋」は当然ながら閉店済み。
180m程の中屋トンネルを越え輪島市内のお好み焼き屋 で、牛スジ煮込みとあげ焼きをあてに中ハイ3杯で一日目終了。
とは行かず、本日は野宿。鳳至川河川の駐車場で寝袋を広 げて爆睡。
◆5月3日◆輪島〜七尾(162Km)
白米の棚田朝4時、釣り人の車の音に起こされまし た。
5時出発。開店準備中の朝市を眺めて能登半島先端の禄剛 崎を目指します。
白米の千枚田の規模は大きいですが、未だ田植え前で今一 つの景色でした。
禄剛崎に近づく頃から雨が降り出し、禄剛崎灯台は雨の中 でした。
珠洲の街で、同じ日程で走っておられる知り合いM氏ご夫 婦の宿泊予定の国民宿舎に無事に走っている旨の伝言を託し 一路南下。
中島町のそば処くきに立ち寄ってみたが、既にお昼の部は 売り切れで食べられず。
雨中の野宿はとても無理と、公衆電話ボックスの電話帳で 七尾市内のビジネスホテルを少々高めでしたが予約。
いよいよ本降り。
明るい内に、和倉の温泉街の外れのビジネスホテルに投 宿。自転車を置くスペースは雨が被る軒下。
まずは、濡れた衣類を脱ぎ風呂に浸かり二日分の疲れをと る。近くのコンビニで弁当とアルコールを調達し、 早めの就寝。
◆5月4日◆七尾〜高岡(75Km)
8時、激しい雨の中を出発。
サイクリング用の雨具上着と廉価なビニール製のズボンを 穿いていても余り意味はない。
R160沿いの道の駅いおりで休憩。手が凍えて雨具のジッパーが下ろせない。暖 かいそばの丼で手を温める。外は相変わ らずの激しい雨。
待てでも天候の回復の兆しは無く、冷たい雨の中を走り出 す。立派なキャンピングカーが何台も連なって追い越していく。日本にもキャンピングカーで余暇を楽 しむ人たちが増えているみたいです。
小矢部川を越した辺りのR8との合流付近と高岡駅への道 を間違えて少々ロスをする。
14時30分、高岡駅到着。濡れた衣類を着替え構内の立 ち食い蕎麦屋で山菜蕎麦の丼の温もりで手を温める。
その後、知り合いのSさんの実家を訪れる。ご両親とおば あちゃんに「あそこに連れて行く、座敷へ上がれ、風呂に入れ、飯を食っていけ、泊まってい け、、、」と厚い歓迎を受けるが、丁重にお断りしてお勧めの瑞龍寺を見学して帰途につく。

   

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