04/11/21 丹波路

  配信を してもらっているメルマガ(今日の雑学+(プラス))の 主催者・ 小橋さんが、兵庫県春日町にお住まいで、 「読者会」を やろうとのお誘いがありました。
 インターネットのオフ会に参加するのは初めてで 気が重かったのですが、何れ何処かに走ろうと思っていましたので、思い切って丹波路を走ってきました。

 読者会は12:30開始とのことで、本日は早め の7時に出発。

 洛西から老ノ坂へ。老ノ坂トンネル手前では気温6℃の表示あ り。トンネル出口付近から亀岡市内まで濃い霧が出てくる。
 R9加塚交差点からR372にでる。湯の花温泉辺りから霧もはれてくる。
 今回は旧道のあるところはなるべく旧道を走るよ うにしたが、湯の花温泉から、天引までの宮前町、中野、東大谷の集落は中々風情のある街並みだった。

 天引集落の手前で少しきつめの上り、天引峠は前 回通った時は結構な上りとの記憶があったが、奇麗に改修されて峠はトンネルになっている。片側だが広い歩道も付いていて安全。

 篠山市内の観光地は余り興味もなくパス。西の外 れを北上し真新しい「にしきトンネル」を越えると道の駅風な「黒豆の館」と言う建物。物販と食事ができる。私はトイレを借用のみ。

 黒豆の館からはタラタラとした上り、上りきった 所に大きなお寺の山門。「福徳貴寺」とある。てっきりここが栗柄峠と勘違いしてしまった。

 福徳貴寺から少し走ると栗柄の集落。ここを左折 して春日町への標識あり。何ともない場所。でもここが栗柄峠なのだ。

 峠からの下り(r69)は地図ではジグザグに表 記されているが、改修が進んで殆ど直線道路となっている。

 目指す春日町中山の集落では「里山ウォーク」と 言う催しを行っていて今回の読者会もタイアップ企画で、里山ウォークで受け付け。
 木製の参加者タグと地域通過「サト」を50サト を両替。

 会場の主催者の小橋さん宅には12時35分着 (ヤレヤレ)。参加者は30名ほど、小橋夫人の手製のトン汁とお握りをいただきながらの自己紹介。

 私は、30分程で早々に退散。R175を経て R176に入る。鐘ヶ坂公園の紅葉が奇麗だったので登坂の頂上(鐘ヶ坂トンネル)の手前であったが立ち寄ってみた。

 鐘ヶ坂トンネルも随分下の方で工事が進んでおり 「H17秋開通」の看板あり。今日は、道路の改修が目に付く日であった。

 JR三田駅の裏(R176沿い)で焼き鳥屋を やっている知人を尋ねて美味しいビールをと思って頑張って走ったが「本日臨時休業」の貼り紙。

 しかたなく駅にて早々にパッキングし、 Kioskの缶ビールでお疲れ様乾杯。輪行し18時30分帰宅。

 本日の走行距離:142Km、最高標高: 270m(天引トンネル) 

 小橋昭彦さんは、京都の企業に 勤められた後、 故郷の春日町にUターンされて、物書き を生業とされています。
 サイト:今日の雑学+(プラス)
 URL:http://www.zatsugaku.com/

<後日追記>
◆栗柄峠(くりからとうげ)
 栗柄峠は、富山県の倶利伽羅峠と同様の語源です。倶利伽羅は不動明王の化身(龍)の名前で、栗柄峠付近にも倶利伽羅不動がまつられています。
◆谷中分水界(こくちゅうぶんすいかい)
 栗柄峠付近は、谷中分水界という珍しい地形のようです。
 一つの谷を流れる2本の川は、普通は一本の川となって流れていきますが、地質などの影響でしょうか、進む方向を全く変えて一本は瀬戸内海へ、一本は日本 海へ と流れていっています。(十分理解できておりません)


天引峠


福徳貴寺

福徳貴寺は峠のよう

栗柄峠

里山ウォーク参加証タグと
地域通貨・10サトのコイン


鐘ヶ坂公園


inserted by FC2 system