04/12/05 宇治川ポタリング

 昨夜 来の風雨が治 まって、日も出てきたので一度はと思っていた宇治の萬福寺に行ってきました。

 今日は、宇治川の土手をなるべく忠実に走ろうと出かけました。コースの紹介は後程、取り敢えずは萬福寺について。

◆萬福寺◆
 遅目の出発だったからか、途中から小雨模様。宇治橋からr7を走り萬福寺着。参詣客も殆どいなく静かな境内に入る。拝観料は500円。

 1654年、中国福建省から渡来した隠元禅師により開山されたとのこと。中国の雰囲気が残るお寺です。(パンフより)
 「インゲン豆」を日本に持ち込んだが隠元さんという俗説は正しいのでしょうか?

 回廊の手摺は、不思議な紋様です。ラーメン鉢の模様かと思いましたが「卍」字がデザインされているのだそうです。(これもパンフから)

 回廊に数脚あった木製のベンチはモダンでした。背凭れの模様が左右は王冠状、真中は三つ葉葵、どう言う謂れがあるのでしょうか?

 萬福寺は、楓の木が少なく殆どの木は松です。でも、脇に入る細い通りに昨夜の風雨が作った緋毛氈がありました。回りが緑の松ばかりですから余計に際立ち ます。

 参道には、蓮の鉢もありましたので蓮の開花時期に訪れるのも良いでしょう。

 ゆっくりとできました。

◆宇治川サイクリングロード?◆
 宇治川界隈は何度も走っていますが、通しで走ったことがなかったので、今回はサイクリングロードを見つけるつもりで走りました。

 桂川、宇治川、木津川の三川が合流して淀川となる合流点の御幸橋から宇治橋までの区間の左岸、右岸の自転車で走れるところをレポートします。地図はこち らをご覧ください。

■左岸
 左岸は一部ダートもありますが、土手上を走ることができます。

 御幸橋から左岸を少し走ると京阪本線の踏切。 淀大橋の信号を渡り土手を進むと車止めがあるがそのまま走れます。但しダート。

 暫く走ると工事箇所があり、R1との交差点まで路肩が鉄板で補強してある。(左写真)

 R1との交差点の手前から河川敷に下りる道があり、無理にR1を横断する必要はない。
 渡月橋近くになると舗装道となるが、土手下にあるグランドへの車が通行する。渡月橋には土手の上の細い道を進むと民家の軒先みたいなところから突然交差 点 に出る。

 渡月橋から上流は、細くて交通量の多い道で走行注意です。宇治橋近くのJR踏切で車が溜まることがあり、結構イライラします。
 約14Km。

■右岸
 右岸は、サイクリングには向いていません。でも、レポートを。

 宇治橋からいきなりのダート&シングルトレイルです。この道も長くは続かず、すぐに住宅街にでて京阪三室戸駅前に出てしまう。
 少し走って、サークルKの手前を左折して石畳の上を走る。京滋バイパスの下を左の写真のような道を快適に走るが、またまた住宅街に出てしまう。
 住宅地を抜け、京阪電車と山科川の間を走る。 観月橋の下を抜けて土手を走ると外環状の「軽車両通行不可」の高架に出てしまうので、中書島方面から宇治川本流にでる。

 土手下に三栖閘門の機械小屋を展示室にしてある。郷川という運河と宇治川の出入りに二つの扉で水位を調節して船(三十石船)の行き来をさせていたのこと です。扉室の塔屋が展望台となっています。

 暫く走るとR1との交差点ですが、早めに下の一般道に下りて迂回します。その後は、淀競馬場を裏から見ながらダートのランです。
 淀大橋から先は、土手上に京阪電車の踏切がないため、住宅街を抜けて田圃道を走って御幸橋へ。

 本日の走行50Km。
 風も強く、雨にも降られましたが、暖かく快適なサイクリングでした。 

<後日記>
 ◆右上3枚目の手摺の写真は、萬福寺のホームページhttp://www.obakusan.or.jp/index.htmlの デザインとして使われていました。


萬福寺・本堂

中華風の門

妙な紋様の手摺り

風流?丸窓の向うにモミジ

木製のベンチ
背凭れの模様

モミジの緋毛氈

三栖閘門の機械小屋

三栖閘門展望塔よりの
宇治川


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