「残日録」に書いておりま
すが、私はここ数年うつの状態が続いておりまして、あまり昔の知り合いなどと会いたくありません。
サイクリングを始めて少ししてから、同好の人たちとグループでサイクリングを楽しんでおりましたが、そのような付き合いに参加することも気が重くなって
来て2年余りグループの例会に参加しておりませんでした。
少し、回復の兆しでしょうかグループの「讃岐うどんRUN」に参加しました。
JR西日本の企画商品で、京阪神から新幹線
で岡山、岡山から瀬戸大橋を渡り讃岐平野のうどん店を巡るツアーです。私たちは琴平まで輪行し、九十九折りにうどん店を訪ねて宇多津までサイクリングの予
定です。
いつも気ままな一人旅と違い早起きをして、集合場所の新大阪まで自走します。
自宅からすぐの水無瀬川の土手で、早速パンクの洗礼を受けてしまいます。10分ほどのロスタイムです。
R171檜尾川土手から新幹線の側道をはしってr14にでます。
r14の芥川を越す橋は、歩行者や自転車に優
しくない日本の道路の典型です。
車道は歩行者、軽車両通行不可です。自転車は上り線側のスロープを使うか、下り線の階段を使うかありません。
下り車線を走っていた私は、自転車を担いでジグザクと階段を登ります。登り切ると平坦になり自転車に跨って走ります。平坦路から緩やかな下り傾斜にな
り、下って行くと何の予告もなく突然階段が現れます。
落ちた人はいないのでしょうか?
びっくり仰天の構造です。道路設計者、管理者は是非自分の脚でこんな現状を見て欲しいものです。
新大阪まで28Km、1時間30分で到着。
参加者と合流して「こだま」で岡山、岡山から「南風」で琴平まで瀬戸内海や讃岐平野の景色とおしゃべりを楽しみながら琴平駅に到着です。
琴平駅で輪行バッグを解き出発準備をします。輪行に慣れないメンバーもいて賑やかなことです。
1軒目のうどん屋は「宮武」と言うお店です。田圃の中の農家のようなお店です。時間帯によれば1時間待ちは当たり前の有名店のようですが、11時30分
頃に到着の私たちは待つことなく席に着けました。
この店のシステムは、店先の紙に名前と注文の品を書いて席で待ちます。天ぷら(げそ天、野菜天等種類が豊富です)は自由に取って、勘定の時に自分で申告
するのだそうです。
私はつゆをつけて食べる「冷やしつけうどん大」を注文。美味しいうどんです。少し残ったうどんに卓上のだし醤油をかけて食べると「醤油うどん」となり二
度美味しい味をいただきました。
2軒目は「宮武」から数キロの「山下」。
ここのオーダーシステムは、普通の飲食店と同じで席に注文を聞きに来てくれる。うどんにつゆをかけて食べる「ぶっかけ小」を注文。
ここも美味しいうどんです。この店ではサイドメニューの稲荷寿司やおでんが美味しそうでした。
1時間ほどの間に2軒でうどんを食べたので、全員お腹一杯です。3軒目の前に、四国八十八箇所75番の善通寺に立ち寄ることにしました。
八十八箇所を廻ってから3年ぶりの訪問ですが、殆ど記憶にありません。
善通寺からr22を走り、土器川河川敷きの自転車道を宇多津に向かいます。川の向こうには飯野山(讃岐富士)がすっきりとした姿を見せています。
自転車道は相変わらずの状況です。路面には砂がありスリップの危険大です。
土器川自転車道から、r33を宇多津方面に。宇多津駅近くの「おか泉(せん)」で最後のうどんをいただくことに。この店は街中にあり、店内も店員
も味も上品です。
わたしは、ぶっかけうどんとおろし醤油うどんをいただく。
宇多津駅から乗車、途中岡山駅でこの旅行パックについているお土産(うどんとお菓子)を貰って帰宅。
本日の走行距離:59Km(自宅−新大阪:28Km、讃岐平野:31Km)
良いお天気で、久し振りの知り合いとの集団
走行でした。大いにしゃべり食べましたが、未だ少し自分の気持ちに違和感がありました。
徐々に改善していくのでしょうか。
(05/05/29)
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