05/11/12 京都西山・紅葉狩りと夷川発電所
 だらだらとした生活をして いて、中々走れませんでしたが雨上がりの良い気候に誘われて紅葉狩りと洒落てみました。

◆光明寺
 相変わらず遅い出発(12時30分)です。自宅から西国街道を大山崎町役場前、長岡天神前を経て光明寺に向かいます。
 何時もはひっそりとしている光明寺ですが、今日は人出も多く、交通整理の警察官も出ていて、少し雰囲気が違います。
 菊の花の展示や、野菜や団子などのお土産屋も出ています。

 いつもは無料の入山も今日は有料(500円)です。

 気持ちの良い石畳の参道は、未だ紅葉していません。未だ2週間ほどは掛かりそうな紅葉の状態です。
 有料であったからか、本堂内や釈迦堂、書院などを見せてもらいました。

◆善峰寺
 西国札所20番の善峰寺に向かいます。250m程の坂道を上らねばなりません。
 集落を縫いながら車が対向できないような細い道がユルユルと上っていきます。途中からは10%を越す激坂です。

 漬物屋の前に駐車された車のそばに自転車をおいて、石段の参道を登っていきます。きつい登りです。

 善峰寺の紅葉の絵が、JR東海の「そうだ 京都、行こう」キャンペーンで使われています。
 テレビコマーシャルのような綺麗な紅葉ではありません。ここももう少し時間が掛かりそうです。

◆大原野神社
 善峰寺から山を下り、くねくねとした道を経て大原野神社に向かいます。
 七五三の季節なのですね。小さな子供が正装して親に連れられて神妙な顔をしています。

 思ったより小さな社でした。

◆花の寺(勝持寺)
 隣接する花の寺へは、暗い森の中の山道?を歩いていきます。
 ひっそりとした茅葺屋根の本堂です。

 ここから、帰宅しようかと思案しますが、前に老 ノ坂トンネルを通った時に知った第3代京都府知事・北垣国道(きたがき・くにみち)の銅像のある夷川発電所に向かうことにします。

◆左折専用レーン
 洛西ニュータウンからR9を東に走ります。桂川を渡ると五条通りになります。
 京都市街の幹線道路には、左折専用レーンが設けられています。左折専用レーンは大きな較差点だけではなく、路地への左折用にも設けられています。

 この左折専用レーンは、自転車やバイクには大変危険な構造です。
 普通は路側の一番左側を走っていますが、左折専用レーンがあると一つ右の車線に入って交差点を通過するか、左折専用レーンごとに停車して後ろから左折車 がないか安全を確認して走る方法しかありません。

 前者は結構勇気が要りますし危険でもあります。
 後者は、交差点毎に停車しなければならず、煩わしい走りになります。

 自転車やバイクが巻き込まれる事故の原因になっていないのでしょうか?

◆夷川発電所
 五条大橋を渡り、渋滞気味の川端通りを四条、三条、二条と北上します。
 川端冷泉の交差点を右(東)に入るとレンガ建ての発電所の建物が見えます。

 市街地ある立派な発電所です。
 1914(大正3)年に建設されて、琵琶湖疎水の水力により発電し京都市内に送電しているそうです。

 北垣国道さんの銅像は、貯水池の向こう岸(京都市水道局疎水事務所の敷地内)に建てられて近づくことはできません。

 貯水池では鴨が遊んでいます。少年が竿を下ろしています。
 観光地の風景よりも、京都のこんな風景が私は好きです。

◆琵琶湖疎水
 北垣国道さんが尽力された琵琶湖疎水は、首都が東京に遷都(1869年)された後、京都の衰退を防ぐために船運、水力、灌漑、防火などに琵琶湖の水を使 おうと当時の技術を駆使して作られたそうです。

◆ブッシュ入洛
 そろそろ、薄暗くなってきます。
 東山通りから、七条通り辺りを帰宅しようと走り出しますが、東山通りがべたべたに混んでいるので、路地に入り京都特有の細い路地を走ります。

 来週の日米首脳会談の為に、近日ブッシュ米大統領が入洛するそうです。
 警察の警備車や、制服・私服の警察官の姿が目に付きます。

◆桂川右岸
 川端通りから御池通り に出て、ジグザグと何とか桂大橋に出て桂川右岸の土手を走ります。街灯がなく真っ暗な 道です。
 車は結構なスピードで走っています。

 久世橋でR171を走れば良いものを、そのまま桂川右岸を走って
ロスをしてしまいました。
 最近、道に迷うことが良くあります。
 お腹をすかせて18時過ぎに何とか帰宅し ました。

◇本日の走行距離:60Km
◇本日の最高標高:310m(善峰寺)

光明寺・参道

光明寺・本堂
光明寺・石庭

善峰寺

善峰寺

花の寺・山門

花の寺・本堂

夷川発電所

夷川発電所

夷川発電所・貯水池

北垣国道さんの銅像


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