06/05/04〜05 淡路島一周サイクリング

 サイクリング仲間との近江八幡ポタリング(サイクリング日記:06/04/30)の際に、ゴールデンウィークにどこかに行こうと急に話がまとまり久しぶ りに淡路島を巡ることになりました。

◆5月4日
 9時30分、JR明石駅下車、自転車を組み立てて、播淡汽船(明淡高速船)の乗り場に向かいます。
 この航路は5月29日から廃止を前提の運休になるとのことですがたくさんの乗客です。

 明石海峡大橋の架橋による乗客減、原油高騰による経営悪化との報 道がされていますが、見た目にはそのようには見られませんでした。
 また、前記神戸新聞の報道によると「規制緩和で00年から、航路開設は許可制、休廃止は届け出制に変わった。」とのこと。
 不採算という会社側の言い分だけで
、庶民の生活 の足がいとも簡単に廃止されるのです。

 岩屋港に上陸し、姫路からの参加者(総勢:7名)と 合流します。
 瓢箪のような形の淡路島のヘタの部分から、時計回りに走ります。

 日差しも強く、参加者には高齢の人 や運動不足気味の人もあり、こまめに休憩をすることとします。初回の休憩ポイントは島 の北東部にある平和観音とします。
 この観音像は架橋前には、神戸からの高速船の航路から良く目立つ建物でしたが、休館中との看板が出ています。

 昼食の予定は洲本市街の旧カネボウの工場跡のレストラン・御食国(みけつくに)は1時間待ちとのことで、近くのショッピングセンター内の食堂で昼食をと ります。
 地物を食べることはできませんでしたが満腹で出発です。

 洲本からは海沿いで若干のアップダウンもあり、距離もあるr76を避けて淡路島島内を斜めにショートカットするR28を福良方面に向かいます。
 淡路島は香り?の島です。内陸部では収穫中の玉ねぎの匂い、淡路牛の牛舎の匂いが鼻を刺激します。西海岸では線香の製造工場があり香料の匂いがします。

 田園地帯を走り福良港手前の「福良口」の交差点を右折し、r25を今夜の宿「かるも荘」に向かいます。
 R28の分岐から大きなアップダウンが続き、もう少しと気の緩みかけた身体には堪えます。

 17時、無事に宿に到着します。
 3日前に20軒ほどに予約の電話をして断られた後に、女将さんから「大広間を仕切った部屋で良ければ」とやっとの思いで取れた宿です。

 料理は鯛の姿造りと、鯛、海老、サザエの陶板焼き(宝楽焼き:ほうらくやきと、言っていました)にてんぷら、そして鯛のアラ炊きと魚好きには堪らない夕 食です。
 食後は、持参のアルコールを飲みながらの歓談タイムです。

◆5月5日
 6時30分から、最年長Oさんの気 功教室です。Oさんは自宅近くの公園で毎朝、気功教室をされているとのこと。
 腹式呼吸、吸気より呼気、、、などと30分ほどで汗ばむほどの気功教室でした。

 9時30分出発します。
 昨日の続きの端からの上りです。
 鳴門岬へのアップダウンの道を進み、岬突端の道の駅で一休みします。

 建物脇の道を降りていくと鳴門大橋の橋脚部にいけます。宿の女将が言っていたのようにこの時間帯は小潮で渦潮は見られませんでしたが、潮によっては陸上 から渦潮が見られるそうです。

 R25まで戻り、もう一山越して大きな旅館のある阿那賀を過ぎると、淡路島の西岸にでます。
 左手前方に播磨灘越しに家島諸島や 姫路方面が見えてきます。
 西海岸は東海岸に比べると、交通量は幾分少なめです が、その分道路も未整備であったり幅員が狭かったりします。
 コンビニなどはほとんどありませんし、[レストラン]と掛けられた看板を目指すも休業(廃業?)のようなお店も多く、昼食のお店を探すもの一苦労です。


 汗を掻くような蒸し暑さはありませんが、日差しは強く気温は20℃を超えていそうです。

 13時30分を過ぎて、室津の町で[めし・うどん] のお店に座ることができました。
 まずはビールで乾杯?です。火照った身体と喉にはビールが美味しい。
 田舎風定食でおなか一杯になります。

 しばらく走ると、甘いたれ焼きの匂 いがします。
 淡路信用金庫富島支店の向かいにある魚増鮮魚店で焼き穴子を調達し駐車場で食します。たれは少々甘めですが焼きたての穴子は柔らかく美味しいものでし た。

 富島からはだんだん近づいてくる姫路−明石の街の景色が疲れを取ってくれます。
 江崎灯台手前から明石海峡大橋が見えてきます。
 16時15分、岩屋港に到着します。
 播淡汽船、JRと乗り継いで帰宅し ました。

 今回の走行距離は135Kmでし た。


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