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04/08/02 サイクルショップって
 99年にサイクリングをはじめて、以降何台もの自転車を購入し乗ってきまし た。
 現在は旅行(旅)用のランドナーと言うタイプの自転車と、どち らかと言えばスピード重視のロードバイクを所有し目的(平地、山間部など)により乗り分けています。

 ロードバイクは、TREK1200と言う廉価な自転車です。
 その自転車に少し不具合があったので、自転車の雑誌に載ってい た隣町のサイクルショップに見てもらいに行った時のことです。

 「済みませんが、○×が悪いと思うので見てもらえませんか」と の私の話しに、四十代後半と思われる主人は、「どんな乗り方をされているのか分からないので、ここが悪いと言われても・・」とのこと。
 どんな乗り方をしているのか分からないのであれば「お客さんは どんな乗り方をされているのですか?」と聞いてくるのが常識だろうと思いました。

 しぶしぶ車体を見まわして「お金掛かりますよ」とのこと。
 当然只でやってもらおうとは思っていませんから、「いくらです か?」と聞けば、「○千円くらい」に続いて「うちで買ってくれたものならお金もらわんけどね」とのたまう。

 やおら修理の工具を出して、「お客さんもそこそこの歳で、こん な安物の自転車に乗って・・・」から始まって得々とと講釈が始まりました。
 このケーブルは長過ぎる。ここは甘い。このグレードのバイクに 乗る人の気が知れん。命が惜しくないのか。。。。 散々嫌味を言われました。

 人と競争するのでもなく、自分のペースで移動したい、その道具 が自転車だと思っている私には酷く馬鹿げたことを言っているように思えました。
 彼 の言っている 技術的なこと はもっともなことなのですが、気分の悪い店でした。

 ロードバイクのプロショップと名打って、サイクリング愛好者が読者の雑誌に広告を出稿していて、他店で買った自転車を持って行くと、ユーザーの人格まで 否 定するような発言をするような自転車店が、この店だけでなく他にもあります。

 私 の周りの人た ちは、多かれ少なかれそんな経験をしていて基本 的には買った店にしか修理に出しません。
サイクリングも一部ブームになっていますが、ショップがこんな 状態では中々底辺は広がらないように思います。

 自転車店は、修理よりも新車の販売に利益があるのでしょうが、 気持ちの良い修理をすることが、引いては新規の顧客を開拓することにつながると思うのですが。

<教訓>
 サイクリングを始めるには、自転車を選ぶ前に、信頼できるショップを探すこと。
 信頼できるショップの第一は、どんなサイクリングがしたいのか、予算はどれくらいなのか等々と客の話を色々と聞いてくれるショップが一番でしょう?
 そんな店が、購入後もサイクリングがてらチョコチョコと顔が出せるような距離にあると最高ですね。
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