05/06/20 身辺雑記
最近、身辺で起こる不愉快な出来事や、はてな?と思う出来事について書いてみます。
朝日放送の「探
偵!ナイトスクープ」風に言えば「小ネタ集」です。
個々に掘り下げたいテーマもありますが、取りあえずは気になることを書いて見ます。(記述の順は思いつくままです)
◆規制緩和の罪
JR西日本の事故、航空機の事故と交通機関の事故が頻発しております。
鉄道会社のダイヤは許可制だったものが届け出制になっていること、航空機の定期点検の項目が少なくなったり、点検の周期が長くなっているようです。
規制緩和と言う行政改革の罪ではないでしょうか?
時々紹介しているビルトッテン氏のWebサイトに「脱線事故は民営化が原因」(2005年6月13日)と言う記事がありました。ビルトッテン氏は、旅客の安全よ
りも、株主の期待に応えるための利益優先が事故の原因だと言われています。まったく同感です。
05/03/28「残日録」で日本航空の事故が多発し3月28日には
国土交通省の航空局長が”異例”の査察に入ったことを書きましたが、今度は”異例の行政指導”に入ったとの記事がありました。「日航に異例の行政指導」(2005年6月17日13時44分 読売新聞)
◆偽街頭募金の次はキャッチセールス?
大阪駅前などで偽募金をしていた連中が逮捕されたことは先
日書きましたが、最近、大阪駅前のスクランブル交差点付近に出没しているのは、[○○ Staff]と書い
た名札を胸からぶら下げた若い男女です。
アンケート用紙風の紙を持って、通行人に話しかけています。
私には、キャッチセールスのように見受けられます。人を騙すような連中でなければ良いのですが。
リンクいただいているWebサイト「越畑便り」の6月18日号に京都市右京区嵯峨越畑辺りにお坊さんの格好をした詐欺師のような人物が徘徊しているとの記事が
ありました。
お年寄りに「どこか悪いところはないか?」と聞いて「腰が痛い」と答えるとお札を出して「貼っておきなさい」と言ってお布施を騙し取っているようです。
(”騙し”取っているかどうか微妙ですが?)
純朴なお年寄りから、金子を掠め取ろうとする罰当たりです。
皆さんも気をつけてください。
◆低俗化するテレビ番組
自宅のテレビはアナログ地上波しか見ることのできないテレビです。
長い間の習慣でしょうか、自宅にいるとついテレビのスイッチを入れてしまう癖がついており、ダラダラとBGM代わりに、或いは時計代わりに、時間つぶし
に見て
おります。
最近、急激に番組の質が落ちたように感じております。見たい番組がどんどん少なくなっていくようです。
若い芸人が出てきて、大声で騒いだり、人を叩いたりするようなバラエティー番組がやたらと多くなってきました。
バラエティー番組の放送時間を番組表から見てみましたら、在阪民放5局(毎日、朝日、関西、読売、大阪)の19時〜24時の総時間(5時間×5局=
1500分)の約1/3の492分がバラエティー番組でした。(6月20日の番組表より)
視聴者を舐めきっているとしか思えません。
この程度のくすぐりで満足するのが視聴者だと思っているのでしょう。
ただ、探偵ナイトスクープ(朝日放送)、人生の楽園(テレビ朝日)やNEW23(TBS)など見たい番組もあります。
◆サラ金のテレビコマーシャル
サラ金大手の一つ「武富士が自粛していたテレビコマーシャルを復活」させたそうです。と、言うのは間違いで「テレビ各局は自粛していた武富士のコマー
シャルの放送を復活」させました。
テレビ局の営業戦略の問題です。
インターネット新聞「JANJAN」に「『武富士』CMが次々に放送解禁」(2005/06/16)という記事がありました。
昔は「社会的に問題のある産業」だからと言って、サラ金のCMを流していなかったテレビ局の良心はどこに行ったのでしょうか?
サラ金が株式を上場しようと、大手銀行の支配下に入ろうと、サラ金の「社会的」の「問題」は何も解決していないどころか、益々深刻な状況になっていると
思います。
田んぼの中にまで設置されたサラ金のATM(現金自動受払機)や自動契約機の氾濫は、行政改革と言う名の規制緩和によるものです。
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