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05/08/10 「節酒生活」その10

 書いておかねばと思うことはたくさんあるのですが「労働意欲減退」とでもいうのでしょうか、歯ごたえ のあることを辛抱強くすることができなくなっており ます。

 久しぶりに「節酒生活」を報告しようと思いますが、中々「節酒」ができずに、相変わらず、だらしなく飲酒を続けております。

 量は少ないのですが、ほぼ毎日飲酒しております。
 休日であっても明るい内から飲むことはありませんが、飲んで帰宅すると何もする気が起こらず、ぼんやりテレビを見て、そのうちに寝てしまっています。

 因みに、ここ数日の飲酒状態は、こんなです。

◇5日(金):職場の仲間達と会社近くの居酒屋で、ビール中ジョッキ×1、焼酎水割り×nと少々飲みすぎ、ダラダラと詮無い話に遅くまで付き合う。
◇6日(土):夕食時に缶ビール350ml×2、終日自宅で過ごし引きこもり状態。
◇7日(日):琵琶湖一周サイクリングをして、帰宅途中のJR大津駅で缶ビール350ml×1、帰宅後500ml×1、汗を流して即就寝。
◇8日(月):いつものバーでハイボール×1、ロック×2、水割り×1、知り合いと同席になり、最後の1杯が結構重い。帰宅後即就寝。
◇9日(火):実家のお盆の墓参、その後兄弟たちと昼食、和食のお店でビール大×1、冷酒180ml×1だけで十分まわる。帰宅後は飲まずに夕刻から寝て しまう。
◇10日(水):帰宅途中にいつものバーで、ハイボール×1、ロック×2、水割り×1、カウンターの客と少し話して最後の1杯が過ぎたる酒に。

 細々とした雑用を片付けたり、本を読んだり、このWebサイトの書込みをしたりと、それなりにやらねばならぬことはあるのですが、殆どができずにおりま す。

 何とか体制を立て直さねばなりません。

◆懲りない人たち
 JR西日本は、特急「はるか」(281系他)、関空快速(223系)、 神戸線普通電車(223系)の一部の97編成190輌の速度計が、最大10Km/hの誤差を生じていたと発表しました。

 8月5日、運転士が速度計とモニター画面の速度が違っていることに気づき報告したことから発覚したそうで、10年以上前から起こっていたようです。

 「JR西の計190両で速度計誤表示 最大上下10キロ」(asahi.com 2005年08月10日)
 「JR西日本、電車の速度計で誤表示」(日経 05/08/10)
 「190車両速度計に不具合 JR西94年以降8路線」(神戸新聞 2005/08/10)

 神戸新聞の続報では、「安全軽視体質また露呈 運転士ら指摘を10年放置」(神戸新聞 2005/08/10)として、JR西日本の体質に言及しています。

 運転士が以前からメーターと身体に感じる速度の違いを指摘していたにもかかわらず放置されていたことを大きく取り上げています。
 「実際より速く感じることがよくあった」「メーターより速く感じることは月2〜3回あった」「車掌に尋ねると、前と後ろの車両でメーターの速度差が約 10キロ開いていた」と証言。指令に無線で「異常表示」と報告したが「注意して運転してください」といわれるだけだったという。

 福知山線の脱線事故被害者からは 「スピードに信頼がおけないとなれば、JRのすべての安全対策に信頼を持てなくなる」と憤りの声が出ている。

◇自動車の車検のように、電車の点検項目 は法律で決められていないのでしょうか?
 運送会社が、自社のトラックの安全点検を自社に都合のよい基準で点検・整備しているようなものです。

◇仮に法に定めがなくても、社内の定期的な点検で発見できないのでしょうか?

◇電車の速度計は、(車輪の円周長)×(車輪の単位時間当たりの回転数)で算出するという小学生の算数のようなものです。車輪のサイズの違う車両を連結し ていた時に、誤って違う円周長を読み取っていたプログラムのミスだそうです。
 人は間違いを犯します。そのことを前提に、仕組み(システム)が組まれていないと大きな事故につながります。

◇一報では、運転士が”たまたま”気がついたから分かったとの報道でしたが、神戸新聞の続報では運転士の報告を無視していたそうです。
 このことが一番大きな問題です。JR西日本の企業体質だと思われます。

◇福知山線の脱線事故で「安全」を誓ったことは何だったのでしょう。もぐらたたきのように表に表れた不具合だけを直しているようでは本質的な解決にはなり ません。総点検が必要ではないでしょうか?
 
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