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2
月6日 |
10時
49分 |
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落と
し主のHさん、大和銀行泉北支店で現金引き出し |
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11
時
4分 |
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H
さ
ん、食品店Kで買い物 |
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食品
店Kで客のおばあさんが銀行の封筒に入った15万円を拾得 |
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11
時
40分 |
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M
さ
ん槙塚台派出所に届ける |
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17時
頃 |
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落と
し主のHさん、槙塚台派出所に紛失を口頭で届出 |
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2
月9日 |
11
時
過ぎ |
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拾
い
主のおばあさんが「あのお金どうなっているの?」と食品店Kに問い合わせ |
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12時
過ぎ |
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Hさ
んも食品店Kに問い合わせに来る |
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13
時
過ぎ |
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M
さ
ん「堺南署にどうなっているのか」と電話で問い合わせする。「調べて架けなおす」と担当者 |
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14時
過ぎ |
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堺南
署から電話あり「ほんまに警察官やったん?」「交番に顔を見に行ってください」と |
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14
時
過ぎ |
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M
さ
んと夫のKさんが槙塚台派出所で巡査の面通しをするが「確定はできない」と
西村巡査はヘルメットを脱がずにいた |
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夕方 |
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専従
班組織、捜査1係:3名、捜査2係:1名、捜査3係:1名、警ら課:3名で専従班組織、刑事課長を外し捜査1係の岡田部長刑事が指揮を取る(当初は4名で
後に増員) |
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18
時
頃 |
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堺
南
暑からMさんに呼び出し、泉ヶ丘派出所で「取り調べ」 |
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夜 |
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Mさ
んを「取り調べ」た刑事が「シロとピンと来た」と馬場警ら課長に報告するも「それじゃ犯人は警察官になる」と無視 |
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谷
口
副署長、岡田部長刑事に「Mさん、クロは決定的」と発言 |
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2
月10日 |
昼 |
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堺南
署の井上署長、馬場警ら課長が大阪府警第5方面監察官を訪ね「Mさんクロ、西村巡査シロ」を進言「一般事件として捜査する」 |
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14
時
過ぎ |
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岡
田
部長刑事ら銀行の封筒の切れ端を発見 |
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2
月12日
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昼
過ぎ
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H
さんを岡田刑事が訪ねて「大和銀行の封筒」を見せる
「西村巡査は嫁も子供もおるからそんなことせん」と |
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13
時
過ぎ |
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「解
決したので交番所まで来てもらえませんか」と連絡があり、Mさん不在のためKさんが槇塚台派出所に行く
岡田部長刑事が「大和銀行の封筒」を見せ
「封筒は店の敷地から出てきた」
「破って金とっているとこ見た人もおる」
「カギを拾った人が交番に届に行ったが交番は留守やったから、裏の郵便局に預けた」
「奥さんが届けたという時間帯に、交番には警察官はいなかった」
「巡査はうそ発見器に掛けたがシロ」等と発言 |
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17時
過ぎ |
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Mさ
んへ出頭を求めに岡田部長刑事らが来て、Mさん夫婦や親戚の前で、
「Mさんの交番への行き帰りを郵便局から見ている人がいる」
「Mさんが封筒破ってるの見た人もおる」と脅す
Mさんの親戚の人にガードされ、「今度は逮捕状を持ってくる」と帰る |
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夜
〜翌
朝 |
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刑
事
の帰った後、Mさんレポート17枚を書く |
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2
月17日 |
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泉北
槙塚台郵便局に堺南署の刑事が訪ねる
「2月6日の11時30分頃拾った鍵を届けに来た人はいないか?」と問われ、局長は「郵便局で落し物を預かることはない」と答える |
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2
月18日 |
夜 |
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井
上
署長と谷口副署長は、とMさんの知人に「逮捕状とっている」と発言 |
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2
月20日 |
昼ごろ |
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弁護
士とMさんが大阪府警第5方面観察室に出向く
「堺南署で調べたが警察官が犯人でない」
「堺南署の署長のほうが階級が上なので署長が調べるなと言ったら調べられない」と追い返される |
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2
月22日 |
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K
さ
ん、Mさん夫婦の結婚記念 |
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2
月24日 |
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Mさ
ん、産婦人科診察 |
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2
月25日 |
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読
売
新聞の記者、Mさんの実家を訪問 |
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2
月27日 |
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堺南
署が「捜査関係事項照会」を市内の産婦人科医に郵送 |
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3
月1日 |
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岡
村
産婦人科医院に堺南署からの照会状届く、院長堺南署に電話 |
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3
月2日 |
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捜査
員が岡村産婦人科医院を訪ね
「留置できるか診断書を書いて欲しい」
院長は「切迫流産の可能性あり」と記入する
捜査員が「『切迫流産』を消して欲しい」と言うので、院長は「切迫流産」の上に線を二本引き抹消した |
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3
月6日 |
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読
売
新聞「拾った15万円蒸発」と事件を報道 |
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7時頃 |
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大阪
府警捜査2課が事件を担当することになる |
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3
月10日 |
昼
過ぎ |
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大
阪
府警捜査2課の刑事がMさん宅を訪問 |
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谷口
副署長、大阪地検堺支部に逮捕状を取り身柄を拘束したいと申し入れるが、西村巡査の行動をもう少し洗うようにと |
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3
月11日 |
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大
阪
府警は、大阪府議会への答弁書「ネコババしたのは主婦」を用意 |
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3
月18日 |
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Mさ
ん、堺南署で2回目の供述調書を取られる |
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3
月25日 |
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上
海
列車事故発生 |
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夜 |
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堺南
署からMさん宅に電話あり「警察官が自供した」と |
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23
時
20分 |
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大
阪
府警記者会見、「西村巡査が横領」を認める |
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3
月26日 |
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井上
署長、Mさん宅を訪ね謝罪 |
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5
月17日 |
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井
上
署長減給1/1001ヶ月、谷口副署長と馬場警ら課長戒告、古賀刑事係長厳重注意処分
5月25日に公表 |
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5
月25日 |
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Mさ
ん、損害賠償請求民事訴訟を提訴 |
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6
月13日 |
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読
売
新聞夕刊に「おなかの赤ちゃんが助けてくれた」連載始まる |
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6
月23日 |
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井上
署長引責辞職、刑事課部長刑事他暑へ配置替え、新田府警本部長10/100一ヶ月減給、長尾刑務部長2/100一ヶ月減給 |
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7
月10日 |
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田
辺
聖子さん中央公論誌に「封筒の切れ端」という警察批判の文章を発表 |
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7
月15日 |
午後 |
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谷口
副署長、馬場警ら課長異動 |
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第
一
回口頭弁論、即認諾 |
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8月2日
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岡田部長刑事依願退職
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8月3日 |
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大
阪府警、調査結果発表 |