06/02/02 外務大臣・麻生太郎
いまさらという気もしますが、この国の
政治家はどうして馬鹿なのでしょうか?
選挙民が馬鹿だから、その程度の政治家なのでしょうか?
近頃ニュースな馬鹿な政治家を取り上げたいと思います。
まずは、外務大臣・麻生太郎を取り上げます。
外務大臣・麻生太郎は、よほどの馬鹿か、よほどの策士・陰謀家かのどちらでしょうか?
1月28日、名古屋市内の講演で「総理大臣万歳と言った英霊はゼロだ。(首相より)天皇陛下の参拝が1番だ」と天皇が靖国神社参拝すべきだ
と天皇も迷惑されるような発言をしております。
また、「中国が言えば言うだけ、(靖国神社に)行かざるを得なくなる。『たばこを吸うな』といわれたら吸いたくなるのと同じこと」と発言。
小泉純一郎の靖国神社参拝は「習慣性・『靖国神社』依存症」なのですね。
その発言の中で余り注目されておりませんが、日米関係について「国民の安全を確保するため、一番けんかの強いやつと組んだ」とまるで、日本が番長にぶら
下がる手下であるかのような発言をしています。
この発言は、外務大臣自らが日本はアメリカの属国であると認めたことになります。
また、少子高齢化についても「(高齢者は)ものすごく元気がいい。そして、(金を)持っとる。貯めるしか趣味がない、能力がない。貯蓄ではなく投資だ」
と発言したそうです。
老後のことを国があてにできずに、わずかな生活費を削って溜めてきた金を「投資」等という博打に使えとは国の指導者の言うことではありません。
年寄りの懐から金を掠め取ろうとする「おれおれ詐欺」や「リフォーム詐欺」と同様です。
麻生太郎は1940年生まれで今年66歳、一般的に「高齢者」は65歳以上を指すようですから高齢者としての条件の一つは満たしています。
しかしながら、われわれと彼の違いは歴然です。持たざるものと持てるものの違いです。
麻生太郎の公開されている資産は本人分だけで4億円を超えています。(03年10月公表)
なんとも情けない金持ちが貧乏人を見下したような人品の窺い知れる発言でした。
「麻生外相、天皇陛下の靖国神社参拝を求める」(日本経済新聞 06/01/29)
「外相!またか 『けんか強い米と組んだ』『高齢者はおだてて使う』『靖国参拝は喫煙と同じ』」(しんぶん赤旗
06/01/29)
この国の政治家に知性や理性を求める方が無理なのですね。
今のこの国の政治は、麻生太郎のようにたっぷりと資産を持った連中の資産を守り、さらに庶民から収奪をし彼らを太らせるためにあるのです。
◇01年10月にテロ対策特別措置法案に関する都内の講演で「相手が戦車で攻めてきたらこちらはバズーカ砲ぐらい撃たなければならない」と発言。
◇03年5月、東京大学学園祭において「創氏改名は朝鮮人が望んだ、日本はハングル普及に貢献した」と発言。
麻生太郎は自らも社長をしていた麻生財閥の出身です。麻生財閥は明治時代から筑豊で炭鉱を経営してきたのです。
麻生炭鉱は戦前、多くの韓国人を徴用し使っていたと指摘されています。
その後継者である麻生太郎の発言としては興味深いものです。
「韓国政府、麻生炭鉱に強制連行があったか日本に関連資料要求」 (朝鮮日報 05/11/29)
◇03年9月、総務大臣就任記者会見で、ITの発達で書類がなくなり「全てフロッピーで済むようになる」発言。
今時、ペーパーレスだといってフロッピーデスクにデータを保存するような役所なり企業があるのでしょうか?情報通信分野を掌る総務大臣の発言です。
このように馬鹿で節操のない男を外務大臣にした小泉純一郎の責任は重大です。近隣諸国と対話による関係改善をする気があるのか疑われる人事です。
ライブドア事件などを見ていると加島祥造さんの「タ
オ 老子」から、
こんな言葉を思い起
こさせました。
第3章 飯だけはたっぷり喰う
世間が
頭のいいやつを褒(ほ)めるもんだから
ひとはみんな
利口になろうとあくせくする。
金や宝石なんかを大事にするもんだから
盗人(ぬすっと)がふえる。
世の中が
生きるのに必要のないものまで
やたらに欲しがらせるから
みんな心がうわずってしまうんだ。
だから道(タオ)につながる人は
あれこれ欲しがる心を抑(おさ)えて
飯だけはたっぷり喰う。
野心のほうは止めにして
骨をしっかりこしらえるんだ。
みんなが
無用な情報や無駄な欲を持たなければ
ずるい政治家や実業家だって
つけいる隙(すき)がないのさ。
そうなんだ、
無用な心配と餘計な欲をふりすてりゃあ
けっこう道はつくもんだ。
行き詰まっても−−。
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