06/03/18
議員辞職勧告決議
3月17日衆議院本会議で西村真悟議員(民主党を除籍)の議員辞職勧告
決議案が可決されました。
本決議は拘束力がなく、西村議員は「そう簡単に国政における議席の任務を放棄するわけにはいかない」と辞職の考えがないことを改めて表明しています。
◆決議に反対した人たち
5人の議員が反対或いは棄権して自らの意思を表明しています。
同様にすねに傷持つ人たちか、利用価値があると思っている人たちなのでしょうか?
こういう人たちの言動はしっかりと覚えておきましょう。
◇平沼赳夫(元自民)
「議員資格は有権者が決めるものだ。慎重にやらないといけない」
「私は拉致議連の会長で、西村氏は幹事長。西村氏は今後も拉致問題の解決に汗をかいていくという政治姿勢だから」
西村議員は選挙区で落選しており比例区の当選者です。比例区で「民主党」に投票した選挙民の意思で議員になっているのです。
民主党を除籍になった時に辞職すべきものだと思います。選挙制度も党籍を失えば失職するように変えなければならないと思います。
拉致議連も拉致被害者の人たちも、犯罪者を頼らなければならないことの矛盾はないのでしょうか?
ブルーのリボンを付けた議員の人たちの考えを聞いてみたいものです。
◇鈴木宗男(新党大地)
「有権者が選んだ国会議員を国会が排除するのは民主主義になじまない」
前項同様です。彼らは選挙制度が分かっているのでしょうか?
この人は自身も辞職勧告を決議されていますから、同病相憐れみの情があるのでしょう。
◇山田正彦(民主)
「西村氏とは旧自由党時代から親しくしており、ふびんだった」
この議員の発言は楽しいですね。「友だちだから悪事を働いても友達」なのですね。
因みに山田正彦議員も弁護士です。職業倫理に疎い人も弁護士になれるのですね。
◇河野太郎(自民)
「任期途中の議員を多数決でやめさせるのはおかしい」
この人の発言より自民党の片山虎之助参院幹事長の発言のほうが説得力があります。
「本人を除く国会の意思で辞めてくれとはっきりさせることに意味がある」
◇永田寿康(民主):棄権
「いまの私の立場を考えると(賛成するのは)心情としては難しかった」
自分の身の処し方も分からないバカ議員には、人様のことは言えませんということですね。
民主党の国体委員長も言ってますよ「侍のけじめをつけてくれれば、一番ありがたい」って。
侍じゃない奴に「侍のけじめ」と言われても意味がわかってないかもしれません。「辞めろ」と言わないと。
「西村真議員、辞職せず・勧告決議案可決で」(日本経済新聞 08/03/17)
「辞職勧告決議案に鈴木宗男氏、平沼氏反対 永田氏は棄権」(朝日新聞 2006年03月17日)
西村議員のニセ弁護士事件は読売新聞が特集しています。
読売新聞「代議士逮捕・ニセ弁護士事件」
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