06/04/28 小ネタ集
変だなあと思うことのあれこれを。
◆乗車カードの課金方法
磁気やICチップを使った交通機関の乗車カードの普及が進んでいます。
関西の私鉄系のICカード(PiTaPa)以外は前払い方式です。
関西圏ではJRも私鉄も10円でも残高があれば入場できて降車駅で精算します。私の経験では首都圏では、入場時に初乗り運賃を引き落とすようになってい
て残高が初乗り運賃に足りない場合は入場できません。
この違いは何でしょうか?
個人的には関西方式のほうが利用しやすいですね。
◆地下鉄の駅のベンチに座っている人
大阪市営地下鉄・御堂筋線の梅田駅は関西では大きなターミナルの一つです。
千里中央方面の電車は途中止まりもあるのですが、2本に1本(4、5分に1本)は終点の千里中央行きです。
そんな地下鉄のホームのベンチにずっと座っている人が何人かいます。
彼らは何をしているのでしょうか?
予定より早く到着したので、時間つぶしに駅のベンチに座っているのでしょうか?
不思議な光景です。
◆近畿大学の掲示物
大阪駅前第4ビルと第3ビルをつなぐ地下二階の通路に近畿大学通信教育部の掲示物があります。
「いろんなひとの、いろんな学び心を応援します」というコピーの周りに画家、調理師、カメラマン、警察官のイラストと並んで、自衛隊員と思われるイラス
ト(左下)があります。
さすがにマンモス大学だけあって、軍人まで養成しているようですね。
奇異な掲示物です。
◆携帯電話の料金
先日、携帯電話会社のサイトに入っていたら「料金プラン診断」みたいなページがあったので、自分の料金を調べてみました。そうするとプランを変更するだ
けで半額になることがわかりました。
びっくりです。
10年以上使ってきて、10年前からとは思いませんが、少なくともここ数年は倍額の料金を払ってきていたのです。
3年間として20万円近くの浪費でした。
自分のことは自分で調べて賢く生きていかなければならないのでしょうが、なんとも腹立たしいことでした。
自分自身への腹立たしさと、客が申し出れば安い料金を適用するが、馬鹿な客には高い料金を取りつづけるという携帯電話会社の体質への腹立たしさです。
◆危険な交差点内の停車
宅配便は便利なサービスです。
コンビニエンスストアも文字どおり便利なサービスです。
この二つの業種に共通することは危険で不法な停車です。
下記の場所は駐車も停車もしてはいけない場所として道路交通法に定められています。
@駐停車禁止の標識や標示がある場所
A軌道敷内
B坂の頂上付近やこう配の急な坂
Cトンネル
D交差点とその端から5m(おおむね普通自動車1台が停止できる長さ)以内の場所
E道路の曲がり角から5m以内の場所
F横断歩道、自転車横断帯とその端から前後に5m以内の場所
G踏切とその端から前後10m以内の場所
H安全地帯の左側とその前後10m以内の場所
Iバス、路面電車の停留所の表示板(表示柱)から10m以内の場所(運行時間中に限ります)
宅配業者の車と、コンビニへの納品の車は例外なく上記の@、D、E、Iに不法停車しています。
ビルの玄関先であろうとどこにでも車を止める傍若無人さにはあきれ返ります。
一度、110番通報したことがありますが、警察は来ませんでした。
◆弱者の足がまた無くなる
兵庫県明石市と淡路島の岩屋を結ぶ「明淡高速船」(旧播淡汽船等)が5月29日から休止されることになりました。
この航路は大正時代にから84年間多くの人を運んできましたが、明石海峡大橋の開通により利用客の現象に歯止めがかからず航路廃止を見込んだ1年間の休
止届が国土交通省に出されました。
利用者は架橋前の1997年の260万人から、05年には71万人に減少しているそうです。
淡路島一周サイクリングなど、淡路島に渡るにはJR明石駅からの便もよくよく利用してきました。
乗客は、車の運転をしない年寄りや高校生などが殆どでしたが、客も多く閑散とした雰囲気はありませんでしたが。
また、一つ弱者の足がなくなります。
舟が運行されているうちに淡路島一周のサイクリングをしておくことにしましょう。
明石から淡路島への航路は、他に明石-岩屋間に明石淡路フェリー(タコ・フェリー)と明石-富島間の淡路ジェノバラインの2航路があります。
「営業努力、万策尽き 船離れ歯止めかからず」(神戸新聞 2006/04/26)
「明淡高速船が休止届 神戸運輸監理部へ期間1年で提出」(神戸新聞 2006/04/27)
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