06/05/08 格差の拡大
ゴールデンウィークの休暇に、疎遠に
なっていたサイクリング仲間との1泊サイクリングに参加しました。
2日間を他人と過ごしたことが大きな負担となっていて、帰宅後2日はまったく何もできずに引きこもっておりました。
少し鬱気味の精神状態になっていて、文章を書く意欲もなく、頭の動きもぼんやりとしていて書き込みが滞っておりました。
下記の書き込みも不十分なものですがとりあえずアップします。
今回はどんどん進む格差の拡大について書いてみます。
ビル・トッテンさんのコラム「Our World」から「格差社会に変ぼうする日本」(2006年04月24日)を参考にさせていただいています。
◆小泉流「改革」は何を「改革」するのか
「改革という言葉だけを聞くと、現状に満足している一部の既得権益者の持てる権利を、大多数の何も持たない人々の手に移すような印象を与える。しかし実
際
は、すでに権力とお金を持っている一部の人々の手に、さらにより多くの富を集める仕組みだということは、日本に先んじて民営化や規制緩和が行われてきた国
の状況を見れば明白である。」(引用)
「改革」という耳障りのよい言葉は、良くない現状が良くなることのように思ってしまいます。
自民・公明連立政府が推し進める規制緩和と民営化によって富の偏りが是正され、持てない者や社会的な弱者に富が配分されるように錯覚させられます。
◆郵便局の民営化
郵政公社の民営化によって、郵便局が統廃合されるそうです。
民営化されれば、利益をあげることが最大の目的になるのですから、不採算の郵便局が占められるのは当然のことです。
先に民営化されたNTTでは殆どの電話局がなくなっています。因みに大阪府下の有人窓口は11ヶ所しかありません。
◆アメリカの例
「今、規制緩和された州と、されなかった州の電気料金を比べると、規制されている州の電力小売価格のほうが、規制のない州よりも安いか、値上がりの速度
も
ずっと遅い。」(引用)
理論上は民営化し規制を緩和すれば市場競争が進み、無駄のない経営によって安く電力が供給されるはずであるが、アメリカでは03年の大停電と、電力料金
の高騰がもたらされています。
そして誰が儲かったのでしょうか?
国民は高い電気料金を払わされ、電力会社と電力会社に投資する人たちだけが儲けたのでした。
日本でも電力の自由化が進んでいます。
電力会社は「4月から値下げします」と宣伝をしていましたが本当に値下げになっているのでしょうか?
日本の電力自由化について少し勉強してみたいと思います。
◆
今週のベランダ園芸
初代のラデッシュは親指大に成長したものをサラダで食しましたが、小さなものは茎だけが伸びてきたので収穫してお漬物にしました。
二代目、三代目のラデッシュは暖かな季節になって順調に生育しています。
コリアンダーは温かいお粥の上にのせていただきましょう。
人参の間引き菜はおつゆの具にしました。
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