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06/05/19 ビル・トッテン「社会問題に首を突っ込む義務」
 書きたいこと、書いておきたいこと、書 かねばならないと思うこと、、、いっぱい、いっ ぱいあるのですが、頭と手が動きません。
 生来の怠け癖でしょうか、加齢のためでしょうか、酒毒のためででしょうか、病気でしょうか。。。

 できるだけ毎日書き続けよう。
 書き続けることで安定できるのであれば、少し無理をしても書き続けよう。
 と少し気負って書いてきましたが、精神的にも、肉体的にもオーバーフローしたのでしょうか、ここ数日はパソコンの画面に字が埋まっていきません。
 書こうと思っても、考えがまとまりません。考えが繋がっていきません。


 さて、今回はいつも紹介させていただいているソフトウエア販売会社アシストの社長であられるビル・トッテンさん「社会問題に首を突っ込む義務」という文章を紹介させていただきます。

 トッテンさんは「経営者なのに経済や政治だけでなく社会問題にまでなぜ首を突っ込むのか?」と聞かれることがあるそうです。
 そんな周りの方への「なぜ首を突っ込むのか」という回答です。

 トッテンさんの文章を引用しながら紹介させていただきます。

◇「ほかの日本人と同じように家族と日本で暮らす一生活者であり、足元は社会制度や 政治経済と密接につながっている。民主主義という体制においては、首を突っ込むことはむしろ義務だと感じている。」
⇒生きている、生活しているということは社会との関わりを否定しては生きていけません。
 社会問題に関心をもつことは「義務」だといわれるトッテンさんの考え方は、私たちに色々なことを考えさせられます。

◇「日本は戦争、敗戦という非常事態を経て、世界で類をみないほどの奇跡の復興を遂げた。しかしここにきて、さまざまな指標において日本の国民の暮 らし向きが悪化し、社会が二極化しつつある。」
⇒強者と弱者の格差を広げた政治家たちが「格差のある社会は悪いことではない」等と発言しています。政治は何のためにあるのでしょうか。

◇「道徳と同じくらい、歴史は大切である。歴史を学ばなければ再び同じ痛みを経験することになる。例えば、今、小泉自民党政権は小さな政府を目指すという が、 それはセーフティーネット、社会保障の切り捨てだ。」
⇒先日も、高齢者の負担増を柱とする医療制度改革関連法案が強行採決されました。

◇「日本人が 手にしている福利厚生や社会保障は当然の権利ではなく、政治的駆け引きやデモ、そのほかの活動によって労働者が資本家から勝ち得たものだった。」
⇒社会保障の切捨てと同じように、資本家から勝ち得た色々な権利もなし崩し的に取り上げられようとしています。

◇「資本主義がもたらした困窮に対処するために社会主義が生まれたということも歴史を学べばわかるだろう。八時間労働制や有給休暇などが資本主義制度に持 ち込 まれたのも、多くの社会主義者の骨折りによってである。だからこそ、資本家たちは社会主義や共産主義を目の敵にした。」
⇒先日観て未だ紹介できていませんが、映画「グッドナイト&グッドラック」のテーマは、1950年代アメリカでの赤狩りでした。
 資本家や国家が、社会主義者や共産主義者を忌み嫌うのは、彼らが大多数の国民のための社会の変革を目指しているからです。

◇「これを理解すれば経営者だろうが労働者だろうが、社会や政治の問題に興味を持たずにはいられなくなるはずだ。ニヒリズムを気取って社会や政治に対して 傍観 者であることは止めたほうがいい。野球やテニスの試合を見るのも楽しいが、実際に自分がプレイすることはもっと面白い。社会とのかかわりも同じである。」
⇒私たちが社会の問題に無関心であることは施政者たちにとって都合の良いことです。
 しっかりと世の中のものごとを見て、自分の頭で考えましょう。


 中途半端な書き込みとなりました。
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