06/06/16
小言幸兵衛
書いておきたいことがたくさんあるにもかかわらず、中々書けずにおりま
す。
今回は、身の回りの腹立たしきことども
を余り深掘りせずに列挙してみます。
◆音に鈍感な人たち
◇キャスター付バッグ
キャスター付のバッグは、腕の力のない女性や高齢者には便利な道具だと思います。
しかし、あの硬質プラスチックのキャスターを歩道や地下道をガラガラと音を立てて引っ張っていく人たちは、あの音が気にならないのでしょうか?
あの音はとても耳障りなことです。
バッグのメーカーは、音のしないキャスターに改良する努力をしていないのでしょうか?
◇ミュール
踵にストラップのないハイヒール状の履物をミュールというそうですが、あの履物で駅の階段の上り下りをされる女性の耳も感度が悪いのではないでしょう
か?
カタ、カタ、カタとカスタネットのような音は耳障りです。
そして、履いている本人も危なくないのでしょうか?
◇映画館の音量
映画館の音響設備は良い物を使っているのでしょうが、あのように大音量を出さなくても良いのではないでしょうか?
映写技師の耳の問題なのでしょうか? 映画製作会社の指示なのでしょうか?
私の行く映画館だけが、私だけが感じる音量なのでしょうか?
音に鈍感な人たちが増えているのは、ウォークマンのような携帯型の再生機からイヤーフォーンで音楽を聴く習慣ができてからのような気がしています。
◆空間に鈍感な人たち
先のキャスター付バッグもそうですが、バックパックを背負った人が込み合った電車の車内でもバッグをそのままにしている神経は大呆けものです。
背中からおろして、自分の身体の前に抱えると、本人も周りの人もすっきりするのですが。
若い人も多いですが、圧倒的に私と同世代の爺さん、婆さんに目立ちます。
脳の老化が、空間認識の機能を呆けさせているのでしょうか。
◆海賊版
先日、同年齢の人との話の中で「『三丁目の夕日』という映画は良かったですね」と話していたのですが、よくよく聞いてみると、この方はレンタルショップ
でDVDを借りてきてダビングした物を貰って見たのだそうです。
映画館に出向いて1800円の料金を払って感動した「感動」と、海賊版を見て感動した「感動」が同じだなんて悲しくなりました。
映画や音楽と同じように、無形の知的財産を生産しているソフトウエア業界の経営者たちの犯罪行為です。
◆違法駐車
6月からの違法駐車取締り方法の変更は、大阪の街では余り効果がないようです。
当初は、渋滞が緩和されたとの報道もありましたが続報はありません。
大阪府庁近くの道路(谷町筋、松屋町筋、本町通、中央大通り等)を自転車で通りますが、相変わらず路上の違法駐車が目に付きます。
大通りから、1本、2本入った道路は以前とまったく変わりなく違法駐車天国です。
大型のオートバイが歩道に駐車されています。これは違法駐車の取り締まり対象外なのでしょうか。
物を作って売る人たちは、作った物にかかる社会的な費用を負担すべきではないでしょうか?
自動車メーカーは道路の建設費用や維持管理費用そして駐車場にかかる費用を負担すべきだと思います。販売価格に上乗せしてでも。
それが受益者(自動車メーカー、販売店、ユーザー)負担です。
◆違法駐輪
歩道上の違法駐輪の排除は道路管理者の責任ではないでしょうか?
道路管理者は駐輪場の整備を進めることとあわせて、徹底的に違法駐輪を取り締まるべきだと思います。
前にも書きましたがビル、商業施設、駅等には駐輪場の設置を義務付けるべきだと思います。