相変わらずの体調です。
◇よく寝ます。にも関わらず寝不足のような気分です。
◇全身に倦怠感があります。
◇物覚えが悪くなっています。
◇過食気味です。
　時が解決してくれるのでしょうか？

---

　マス コミの報道について気になることを２、３書き置きます。

◆芸能人の違法行為と名前の呼び方
　芸能人の違法行為が続いています。
　新聞の報道では一般誌は敬称つきの呼称、スポーツ紙が呼び捨てにしています。
　テレビはアナウンサーもコメンテータも含めて殆どが敬称付きの表現です。
　何故なのでしょうか？

◇中村獅童の場合
　酒気帯び運転で信号無視をしていた歌舞伎役者の中村獅童が書類送検されたそうです。
　新聞各紙は下記のように記述しています。
　スポーツ紙は呼び捨て、一般誌が敬称つきとなっています。（Googleニュース検索より）

紙 名	見 出し	本 文
デ イリースポーツ	中 村獅童	中 村獅童
サ ンケイスポーツ	中 村獅童	中 村獅童
ス ポーツニッポン	中 村獅童	中 村獅童
日 刊スポーツ	中 村獅童	中 村獅童
朝 日新聞	中 村獅童	中 村獅童さん
産 経新聞	中 村獅童さん	中 村獅童さん
読 売新聞	中 村獅童さん	中 村獅童さん
毎 日新聞	中 村獅童さん	中 村獅童さん

◇山本圭一の場合
　漫才師の山本圭一が、未成年者に飲酒をさせ、性的暴行をくわえたと報道されています。
　中村獅童の場合と同様に、スポーツ紙は呼び捨て、一般誌は敬称付きで報道されています。

◇一般の人の場合
　下記に示すように、一般人の場合は同じ飲酒運転でも実名報道も当然のようです。
　□飲酒運転をしていて乗用車にあて逃げして山口県の会社員は住所も名前も実名で報道されています。
　　（毎日新聞７月１８日朝刊）
　□飲酒運転をしていて駐車場から出庫時に他の乗用車と接触した男性は、住所、職業、名前、年齢まで報道されています。
　　（毎日新聞７月１７日朝刊）
　□飲酒してバイクを運転中に信号無視を犯し警察官に呼び止められた男性は、職業、年齢が報道されています。
　　（毎日新聞７月１５日朝刊）

◆企業の犯罪
　パロマ社製のガス湯沸し器の不完全燃焼により死者が出ていたこと、それらの事故が十数年も公表されていなかったと報道されています。

　そんな報道の中で、松下電器産業製・石油温風ヒータの不完全燃焼による死亡事故、製品のリコール、告知、回収等と松下電器産業の対応が良かったと持ち上 げているコメンテータが何人かおりました。
　「残日録」（05/12/07）でも取り上げましたように、松下電器産業の対応は決して誉められるものではありません。
　最初の死亡事故から、製品のリコールまで１００日以上かかっています。リコール発表後にも死亡事故が起きています。

　パロマは、自社製品の欠陥により２０人を超える死者が出ている大事故なのに無責任な対応を繰り返しています。
　その影でトヨタ自動車のリコール隠し事件は、後追い記事も少なく見逃されているように思います。

　娘夫婦が乗っているトヨタ自動車製ミニバンの不具合とディーラーの対応の悪さをトヨタ自動車のお客様相談室に連絡したところ「トヨタ自動車の責任でな い」とクレーマーのような扱いを受けたことは「残日録」（06/03/26） に書きましたが、今回の事件は奢れるトヨタの病巣がチラリと見えたような気がします。

　そんな中、産経新聞（ＳａｎｋｅｉＷｅｂ）に「『世 界のトヨタ』…内なる弱点　ＲＶ車欠陥放置」と題する記事がありました。
　トヨタ自動車のリコールはここ５年で急増しているとのこと。
　　０１年：　４件：　　　４５，８９９台
　　０２年：　８件：　　４９９，７９８台
　　０３年：　５件：　　９３４，２２５台
　　０４年：　９件：１，８８７，４７１台
　　０５年：１４件：１，９２７，３８６台

　企業体質の問題でないかと指摘しています。

　ＳａｎｋｅｉＷｅｂからリコール台数とトヨタのWebサイトから国内販売台数を得てグラフにしました。
　
　異常なリコール台数の伸びです。トヨタ自動車に何が起っているのでしょうか？

　トヨタ自動車は、国土交通省へのリコール隠しの経緯の説明の中で（これらの事故は）「限られた条件で起きており、リコールが必要との判断ではない」と 言っているようです。危険性を認識しながらリコールなどを怠り、人身事故を引き起こしたとする熊本県警の立件容疑に真っ向から反論する形となった。 （朝日新聞06/07/20）

　マスコミはパロマの会長、社長の頓馬な親子コンビを非難していますが、大スポンサー「世界のトヨタ」には突っ込みが入れられないようです。