06/10/10
9の日・9条・ハンスト・イン
10月9日、ガ
ンジーの会が呼びかけている「9の日・9条・ハンスト・イン」に参加しました。
月に1度は、断食をしながら憲法のこと、9条のこと、戦争と平和のことなどを考える良い機会です。
今までのハンスト・インへの参加は家族以外には知らせずに参加してきましたが、今回、初めて知り合いの人たちにカミングアウトしての参加です。
そして、その人たちと9条関連の催しに参加しました。
ハンストに参加していることを公にして一日を過ごすことは、周りの目に励まされるとともに、飲食に誘われてその誘惑に負けそうになったりと、今までのハ
ンストとは違った感
覚でした。
◆はりまの地で文化に関わる者たちの九条の会(はりま文化・九条の会)
知り合いが呼びかけ人となっている「はりま文化・九条の会」の設立記念行事に参加しました。
9条の会は、地域、職域、分野ごとに会が結成されています。
そんな中、播磨地域での文化運動に携わる人たちの「九条の会」の結成です。
9条を守る人たちの輪が少しづつ、少しづつ、広がっていく現場を見たうれしさがありました。
緩やかに、しなやかに、強かな運動に発展しますように。
参加者は6、70人、女性比率が7割ほどです。そして中年以上の人が大半です。
平和運動や憲法を守る運動の現状の一端を見るようでした。
自転車を持って姫路まで輪行です。
姫路駅から、観光客の多い姫路城の周りをぐるりと回り会場である姫路文学館に到着です。
9条関連の書籍販売の売り子を手伝いました。
◆映画「不撓不
屈」
その後は、映画「不撓不屈」を見に行きました。
姫路市街から国道2号線を西に、黄昏の街を凡そ10km(40分)ほど走って太子町のあすかホールに到着です。
税理士の事件を扱った映画でTKCグループが
主催していました。
綺麗で大きなホールにも関わらず、観客は30人ほどで閑散としたものです。
昭和30年代に起こった国税当局による税理士弾圧事件(飯塚事件)を描いたものです。
主人公夫婦の滝田栄さん、松坂慶子さんが私にはなぜか馴染めないキャスティングでした。
冒頭部分には、主人公がとドイツの税務システムを学びベルリンの税務会計計算センター・DATEV社(ダテフ)を訪れるシーン、エンディングでは
DATEV社のイベントで講演するシーンがありました。
モデルの飯塚毅さんは、DATEV社と同じように日本にも税務会計計算センター(TKC)を作られています。
ドイツロケをした二つのシーンに違和感を感じていましたが、TKCのPR映画だと思えば納得です。
高杉良さんの原作「不撓不屈」も未だ
詠んでいませんが、原作ではベルリンロケの部分はどのように扱われていたのでしょうか?
「飯塚毅博士
アーカイブ」というサイトに飯塚さんに関する色々な情報があります。
良いホールでしたが、スクリーンに光が当たって、映像が暗く見づらい環境でした。
◆誘惑
映画のあと、地元の人たちは食事に行くとのこと、お腹もペコペコで一緒に食事をしたいのですが、何とか誘惑を振り切って網干から輪行で11時20分帰宅
しました。
シャワーを浴びて、美味しいビールをいただきました。
ハンストをカミングアウトした人たちと過ごすこと、自転車での運動など始めてのハンスト・イン参加でしたが、新鮮な一日でした。
今日のサイクリング距離は凡そ20kmでした。
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