06/12/06 交々のこと
昨夜は、晴れ渡った空に満月が煌々
と輝いていました。
昨日の朝は初霜が降り、弱った心身には辛い出勤でした。
◆新聞広告
新聞広告は紙面のどれくらいを占めていると思われますか?
ある日(12月1日の朝日新聞・大阪の朝刊)の広告を見てみると新聞紙面の半分以上(54.48%)は広告でした。
広告も情報といわれることもありますが、一部130円、月間3925円の半分以上が広告とはちょっとびっくりでした。
折込チラシも大量に入っていますので、大変な量の広告を買っていることになります。
流石に、儲かっている自動車業界は大口のスポンサーです。紙面の10%近くを占めています。
◆野球
◇ヒゲ
FA権を行使してジャイアンツに入団が決まった元ファイターズの小笠原選手がトレードマークのヒゲを剃って記者会見をしていました。
金髪、ひげ嫌いの渡邊恒雄ジャイアンツ会長の意向でしょうか?
小笠原選手の野武士の風格は失せてしまいました。
◇オリンピック・チーム監督
ダーティーな噂が囁かれていても、中々報道されない星野仙一・元タイガース監督を、北京オリンピックの監督にする、しないで野球界の一部に不協和音があ
るようです。
タイガースの監督を健康上の理由からと辞任したこの人は、その後も病気を感じさせないご活躍のようすです。
◇誤用
上記記事は、朝日新聞のスポーツ面での西村欣也編集委員の署名記事でしたが下記のような誤用がありました。
「長船委員長独断でアドバルーンをあげる度に、野球の日本代表監督問題は迷走する。」
アドバルーンは広告用気球であり、正しくは「観測気球をあげる」ではないでしょうか?
朝日新聞社の用語辞典にも誤用の例として書かれていたと記憶しています。
◆水谷修さん
朝日新聞(12月5日)水谷修さんの「夜回り先生の子どもたちよ」というコラムがありました。
親と学校、親と教員、教育委員会や文部省と教員、これらの間にあった信頼関係が壊れており、学校が「行政の介入や締め付けの中でかつての活気を失って」
いると書かれています。
「日本中の大人たちへのお願いです。もう一度教員を、学校を信じてくれませんか。政府がやろうとしている『教育を規制し建て直しを図る』ではな
く、ただ信じてくれませんか。まだ、今の学校、教員には自ら教育を立て直すだけの力はあります。教育の基本は信頼なのですから。」
水谷修さんの講演を聴く機会がありました。
子どもたちの自殺について、教育者も、評論家も、芸能人も、スポーツ選手も「死ぬな」「死ぬな」と言うけれど、彼らの一人でも自分のメールアドレスや電
話番号を公開した人があるだろうかと言われていました。
傷ついた子どもたちの話を聞いてあげられる大人が一人でも増えること、子どもを褒めてあげることが大切だと話されていました。
◆弱者をいがみあわせる
朝日新聞の投書に「自転車は歩道 忘れたものは」というものがありました。
警察庁が自転車と歩行者の事故の多発?を受けて、自転車の歩道への乗り入れを進めることにようです。
自転車の歩道乗り入れを許すことは通行の危険を増し、自転車や歩行者などの弱者にしわ寄せをしていがみあわせることになると投書氏はいわれています。
「中でも、日本中にあふれかえっている車をつくった自動車産業こそ、老人子供に優しく広い歩道、自転車道敷設の費用を負担すべきだろう。ユーザーにも応
分の負担をと言うなら、価格に上乗せすればよろしい。」(引用)
まったく、そのとおりです。
車の価格(税金も含めて)を10%でも上げれば、CO2の抑制効果も上がるのではないでしょうか?
日本の自動車の購入価格は世界でも高いなどという馬鹿なマスコミ文化人もおります。
別の機会に書いてみたいと思います。
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