07/02/02 温泉行
先週末に、福岡での所用のついでに、久しぶりに温泉への小旅行をしてきまし
た。
◆リレーつばめ
8時過ぎに博多駅にて、博多−熊本−別府−小倉の乗車券と、一度乗りたかった特急「リレーつばめ」の指定券を購入する。
新幹線以外は利用したことのない博多駅では、間違ったホームに上ったり少々迷いました。
車内放送は、日本語、英語、中国語、韓国語と国際的です。
車窓にはのどかな田園風景と新幹線建設の工事現場が見られます。
◆路面電車
1時間半ほどで熊本に到着です。
何十年ぶりかの熊本で、初めて訪れた街のようにです。
熊本在の知人と昼食を一緒に取る約束をしており、待ち合わせは交通センターに11時とのこと。ただいま9時40分。
熊本駅から「交通センター」までどのように移動しようかと観光案内所で観光地図をもらい思案します。
バスか市電で熊本城方面に行けば近くに交通センターがあるらしい。
駅前から派手
なペイントの市電に乗ります。
路面電車は環境に優しい乗り物です。ガタゴトとした走行時の雑音は懐かしいものです。
◆熊本城
小1時間あるので、熊本城に行くことにします。
緩やかな坂を上って堀を渡ると突然、料金所が現れます。有料の領域にはいる予定はなかったのですが、500円を払って入場(入城?)します。
天守閣に向
かって歩いていくと梅園がありいく本かの木にはほころびかけた蕾がついています。
暖冬の影響でしょうか、左の写真のような開花したものもありました。
今年は熊本城築城700年とかで、本丸御殿修復などと大きな仮囲いが景観を損ねています。
天守閣付近には遠足でしょうか韓国人の子どもたちが大勢います。
◆昼食
お城から街に戻り知人と会い、交通センターの近くで食事をとることにしました。
久し振りの再会で、昔の職場のこと、同僚たちの近況などを聞きながらの楽しい食事でした。
◆九州横断特急
熊本駅に戻り別府行きの電車を待ちます。
確定乗り継ぎでは別府着が19時を過ぎてしまいます。1時間30分後に発車する「九州横断特急」という愛称のない特急に乗ることにします。
熊本駅付近に
は時間を潰せるようなところはなさそうです。駅ビル?内の喫茶店などで時間を潰します。
乗車した車内には7、8名の男性客の団体が酒を飲みながら大声で騒いでおり迷惑なことです。
今日はホテルで寝るだけの私も負けじと、熊本産の焼酎・白岳を飲みます。
この特急の女性乗務員は、検札が終わるとエプロン姿に返信して車内販売をしています。
JR九州の関連会社の社員なのでしょう。合理化、改革、、、の結果です。
◆スイッチバック
列車は勾配の急な上り坂を登ることができませんので、ジグザグに登っていく方法がスイッチバック方式です。
立野駅で停車
した列車は、後ろ向きに急坂を登っていき停車します。
運転士は車内を走り抜け、今度は反対方向に向いて走りだします。
◆
別府温泉
阿蘇山中を抜けると大分県です。
今夜の宿は、インターネットで予約した1泊朝食付8400円の温泉付きのホテルです。
別府駅前を海に向かい国道10号線(海)に面した立派なホテルです。
チェックインを済ませて、ホテルで教えてもらった近所の居酒屋で夕食です。
関鯖、ブリカマ焼きなど美味しくいただきました。
街を散策しながらホテルに戻ろうと路地に入ると風俗系のお店が軒を連ねています。
無用の街を見学しながら、大浴場のお湯にゆったりと浸かりました。
久し振りの温泉は、身体の毒素を出してくれるのでしょうか節々に心地よいだるさが出てきました。
朝夕、3度もお湯を使い満足の温泉宿でした。
◆特急ソニック
今回は少し贅沢な鉄道の旅です。
革張り風の座席がゆったりの特急ソニックにて小倉に向かいます。
JR九州の列車は普通電車も含めて中々おしゃれです。
アルコール依存症の私は、朝からお酒を片手に電車の旅の醍醐味を味わいます。
小倉から新幹線に乗り換えて帰阪しました。
2万円少しの予算での楽しい旅でした。 |
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