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07/09/14 要求書を出しました
 会社との関係は、中々良好にはなりません。
 きっと彼らは、戦前の経営者のように、労働組合に入って働くものの権利を守ろうとする私たちのことを「組織破壊者」「アカ」「共産党」などと社員にオル グしていることでしょう。

 労働者と使用者(会社)は、対等でなければなりません。
 個人では、労働条件を「対等」に交渉することが出来ません。
 だから、私たちは労働組合に入って、労働条件の改悪に反対しています。


 経営トップが誰であるか、その人たちが私に好意的であるか、敵対的であるか、私にはどうでも良いことです。
 私の大事にしたいことは、こんなことです。

 ◇私たちが生きがいを持って働くことが出来ること。
 ◇私たちの働きがお客様にとって有益な商品やサービスを提供できていること。
 ◇私たちの働きが、社会の健全な発展の小さな力の一つとなっていること。

◆要求書をだしました。
 地域合同労組に加入した、ある営業所の社員に対して会社側からの攻撃が始まりました。
 彼らの言い分は下記のようなものです。

 ・営業所の移転は、規定の事実であり撤回できないこと。
 ・該当社員が行ってきた新規事業から撤退するので、該当社員の仕事は無くなった。
 ・10月分の給料は出すから、身の振り方を考えること。

 彼らの発言は、この社員に対する退職強要だと判断した私たちは、下記のような要求書を出しました。
 
要 求 書
○ 月○ 日
株 式会社○○○○
   代表取締役社長 □□□□ 殿

△△ 労 働組合
書記長 ○○○○

1.○○営業所の移転計画は、労働条件の一方的不利益変更であり承
 服できません。
 直ちに計画の中止を求めます。
2.△△営業所の○○氏に対する事業縮小及び事業所移転を事由とし
 た退職強要は、不当労働行為です。
 直ちに撤回されるよう求めます。
3.賞与の支払いについて組合員に不利益な扱いは不当労働行為で
 す。
 他の従業員と同等の支払いを直ちにすること。
4.社員旅行の費用として半強制的に天引き(労基法違反の疑いあり)し
 ている月額5000円の天引きを止めるとともに、積み立て済みの全額を
 返済すること。
5.本要求書に対する回答は○月○日までに、文書で回答いただきます
 ようお願いいたします。

◇要求書提出した2時間後には、全社員に要旨下記のようなメールが送られました。

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 給料支払い時に「社内積立金」を「旅行費用」としてとして徴収しておりましたが、積立金の意義を見直した結果、これまで社員の皆様の意見が反映されてお らず、個人負担として相当ではないため、積立金を廃止するとともに、これまで徴収した分を返還します。(後略)
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 何を慌てているのでしょう。
 彼らには、この程度のことしか解決する能力が無いのでしょうか?
 笑止千万です。

◆盗聴??
 法的には問題が無いのでしょうか?
 こんなことが起こっています。

 事件の発端となった代表取締役が退任した後に、代表取締役宛に退任を知らずに、或いは間違って送られたメールを監視しているようです。
 社用のメールですし、社内のメールサーバを使って受信したものですから、会社のものと言えるのでしょうか?

 理屈の上では、このようなメールを読んで、代表取締役が在任しているように成りすましてメールのやり取りもできるのですから恐ろしいことです。

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