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07/11/04 備忘録
 気になることは、 手帳にメモし たり、携帯電話のカメラやメモ帳にメモしたりしているのですが、ドンドン忘れていきます。
 メモをしなければということを忘れたり、メモを見てもその意味がわからなかったりと散々な記憶力の低下です。
 しぶとく残っていたメモと記憶からいくつかの話題を書きおきます。

◆日本国憲法公布の日の新聞
 昨日(11月3日)は、日本国憲法が公布されてから61年目の記念日でした。
 YahooとGoogleのニュース検索で検索してみると、下記の3件しかヒットしませんでした。
 各紙の社説は、自民・民主の党首会談が取り上げられていて、憲法公布の日関連はありませんでした。

◇日比谷公園で集会
 「海外派遣反対訴え集会 4000人、憲法公布61年で」(中日新聞 07/11/03)

◇憲法公布から61年目の日に憲法改正の見通しなど
  「<憲法公布61年>改憲は自民・民主の連立枠組み作りがカギ」(毎日新聞 07/11/02)

◇憲法公布61周年に京都で行われる二つの集会を紹介している。
 「憲法集会:きょう・あす、下京などで /京都」(毎日新聞 07/11/02)

◆テロ対策
 乗り物に乗って移動をしていると「テロ対策」に良く出会います。
 新幹線、JR在来線、私鉄、地下鉄、、の構内、車内放送では、「持ち主の分からない荷物は、車掌または・・・」とアナウンスしています。
 新幹線車内では、車掌だけでなく車内販売のスタッフまでゴミ箱の中を覗き込んでいます。
 名古屋駅では数か所の改札口に、愛知県警の警察官が警杖をもって立っています。
 新大阪駅では、新幹線改札付近にガードマンが金属探知機のような器具を持って監視しています。
 駅構内にも、街中にも、山の工事現場にも「テロ対策特別警戒中」の立て看板やポスターを見かけます。

 この程度のことで、テロが防げると真面目に思っている人がいるのでしょうか?
 新幹線に新大阪駅から乗車し、弁当殻に模した爆発物をゴミ箱に捨てて京都駅で下車すれば、爆発物を仕掛けることが出来ます。車内検札は、京都駅を過ぎて からですから、車掌に姿を晒すこともありません。

 翻って、日本に本当のテロの脅威があるのでしょうか?
 誰かの商売のネタにされているだけではないでしょうか?

 この国をテロの脅威から守っているのは、日本国憲法第9条ではないでしょうか?

◆撤収、撤退
 自衛隊のインド洋からの撤退を「撤収」と書いている報道が殆どです。
 「撤退」と記述するのは、しんぶん赤旗の記事と、抗議行動を起こしている人たちの主張を紹介する時に限られています。
 先の戦争で、退却を「転進」と報道しつづけた過ちを繰り返していないでしょうか?

◇転進
 軍隊が、戦場または守備地から他へ移動すること。第二次大戦中「退却」の語を嫌い、代わりにこの語を用いた。
◇撤収
 軍隊を引きあげること。「前線から―する」
◇撤退
 軍隊などが、陣地や拠点を引き払って退くこと。
 (大辞泉より)

◆地名の英語標記
 大阪城近くの交差点の案内板に[大阪城 Osaka-Jyo Castle→]の「-Jyo」を消した跡があるのですが、大阪城の英語標記は、「Osaka Castle」「Osaka-Jyo Castle」のどちらが正しいのでしょうか?
 淀川は
、「Yodogawa River」でしょうか?「Yodo River」でしょうか?
 金閣寺は「Kinkakuji Temple」?「Kinkaku Temple」?

◆お詫び広告の文字サイズ
 最近の新聞の三面の下には「お詫び広告」が毎日出されています。
 新聞本文の文字サイズをパソコンの文字12ポイント程度とすると、お詫び広告は8ポイント以下の文字サイズです。

 恥ずべきことをしたとの認識があるからでしょうか?
 見て欲しくないけど、仕方なく出しているからでしょうか?

 企業が商品を訴求するのと同等以上に、私たちの心を捉える「お詫び広告」のデザインはないのでしょうか?

◆予定調和
 11月1日の8時過ぎに、所用で大阪中央郵便局に出かけました。
 数台のテレビカメラと人ごみです。異常な光景です。
 年賀はがきの売り出し日だったのです。
 その後、テレビは見ていませんが、年中行事のように年末の風物詩的な取り上げ方をしているのでしょう。
 今年は、「民営化後初めての年賀はがきの売り出し云々」の言葉が入るだけでしょう。

◆あじろ書林
 久しぶりに大阪駅前第三ビルの古書店・あじろ書林を覗きましたら閉まっていました。
 ホームページを見るとホームページも07年7月7日で「閉鎖」になっています。
 古書の販売はネット通販の「日 本の古本屋」でやっているとのことです。
 古本屋の存在は文化だと思っています。
 古本屋が少なくなるのは淋しいことです。
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