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07/11/30 100日闘争のEnding
 私 を辞めさせるために会社が仕掛けた攻撃から身を守るための100日の闘いが終結しました。
 労働委員会で下記のような和解が成立しました。


和解協定書
 申立人○○(組合)と、被申立人○○(会社)との間の労働委 員会××号事件について下記のとおりの合意を見たので、ここに本協定書を作成し、双方誠実に履行することを確約する。

1.会社は、組合員YS、FM、ATに対し、12月28日にお ける会社都合により解雇する旨の通知を行い、組合員は、これを了承する。
2.組合員に対して、12月28日までの給与を支払う。
3.会社は、組合員に対し、下記の金員を退職一時金として支払う。
 組合員YS:××円/FM:××円/AT:××円
4.組合は本件申立を取り下げる。
5.会社と組合並びに組合員との間には本協定書に定める他、何らの債権債務のないことを相互に確認する。
平成19年11月29 日
                               申立人   ○○労働組合
                                     利害関係人 YS/FM/AT
                              被申立人  ○○会社
                                     代理人弁護士 ○○
以上、確認する。
                               労働委員会
                                      審査委員 ○○
                                      参与委員 ○○/○○


 和解内容は、屈辱的で情けない内容です。
 ▽会社の不当労働行為について労働委員会の判断はされていません。
 ▽会社は、表向きには「雇用を守る」と言ってきましたが、結果としては整理解雇が断行されました。
 ▽1ヶ月前の解雇予告は労働基準法の定める最低限の条件です。
 ▽退職一時金と謂われているものは、有給休暇の残分の買い取りです。

 労働組合に入り、労働委員会に申立をして会社の理不尽と闘ってきた結果は、解雇の日程を3ヶ月延ばしただけのものでした。

 気を張って過ごしてきた100日は疲れました。
 色々ありました。
 同僚の裏切り、取引先からの恫喝、部下の軽率な行動、労働組合との確執、、、

 昨夕は、同じように闘ってきたFMさん、ATさんとお疲れさんの一杯を飲みました。
 このような屈辱的な条件を飲まなければならない原因を作った行為をした人も、刺がとれた表情に戻っていました。(勿論私もでしょうが)

 組合員3人は、労働組合に加入すること、そのことでの攻撃、幹部からの恫喝、、色んなことに耐えてきました。
 跳ね上がった軽率な行為も、身を守るための自衛本能のなせるものだったのでしょう。

 いずれ、私自身の言動も含め総括したいと思います。
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