07/12/05 交々のこと
会社との闘いの他に、労働組合
との確執に相当疲れているようです。
ぐったりと日を過ごしています。
今まで書かずにいましたが、「労働組合との確執」とは、労働委員会で和解になるだろうという前日に、和解のサインを拒否すればどうなるかと送ったメール
に対して、労働組合の幹部が下記のようなメール(要旨)を送ってきました。
◇私からのメール
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お世話になっております。
さて、明日の件ですが、私がサインを拒否すると、皆さんに迷惑がかかりますか?
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◇労働組合幹部からのメール(要旨)
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状況をいかに把握しておられのでしょうか?
抵抗すれば、いかなる事態も容易に想像されます。
話が、進んでからのノーサインをいわれのなら,私が、話をぶち壊しますが、その場合、今後の責任は一切とりません。
止めませんから、お一人で「地位保全」裁判でもしてください。
当労働組合は、一切関わりません。
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労働組合は他の組織以上に民主的であるべきだと思っています。
このような高圧的で、組合員を恫喝するような言葉を吐くとは労働組合に名を借りた示談屋です。
最終的には、彼らの恫喝に屈したことになりましたが、彼らの不当な態
度は許せません。
さ
て、日頃気になっているマスコミに関することをいくつか書いてみます。
◆匿名報道
私は、報道被害を防ぐなどのために、事件報道では被害者も被疑者も匿名報道されるべきだと思っています。
12月2日、大阪府下で、会社員が女性用下着を近隣の民家に投げ捨てたとして、廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで逮
捕される事件がありました。
Googleニュースで見る限り全メディアで、実名報道をしていました。
実名報道に固持する人たちに百歩譲ったとしても、刑罰の軽重は分かりませんが、この程度の犯罪の被疑者に対して、氏名、年齢、職業だけでなく、連行され
る時の写真(顔もはっきりと分かる)や住所までを報道する意味はどこにあるのでしょうか?
(殺人事件の被疑者の顔は、衣類などで隠す警察が、この被疑者の場合は何の工作もしていません)
スキャンダルを売り物にするタブロイド紙だけでなく、大新聞各紙も同様の報道をしているのは何故でしょう。
◆接客業?
接客業ってイメージできますか?
バーやスナックのホステスさんでしょうか、風俗業で働く人でしょうか?
岐阜県で男性が殺害された事件の被疑者の職業を各紙は「接客業」と表記しています。
被疑者の人権を守るための呼称なのでしょうか?
差別語などに配慮した自己規制の用語なのでしょうか?
以前、残日録(04/09/22)で、朝日
新聞、毎日新聞に職業の呼称の基準を問い合わせたことがあります。
朝日新聞は国勢調査の職業欄などを参考にしている、毎日新聞は警察発表を元にしているとの回答でした。
露骨にいえない職業なので、警察発表をそのまま垂れ流しているのでしょう。
前項と同様に、見聞きする報道が全て金太郎飴のように画一的なことに不安を感じます。
◆死の商人
Googleニュースで「死の商人」を検索してみると1件もヒットしません。
防衛省汚職の贈賄側企業を、「防衛専門商社・山田洋行」と報道しています。
「防衛専門商社」などと曖昧な表現が、ことの本質を隠しているのではないでしょうか。
せめて「兵器専門商社」とでも呼ぶべきでしょう。
人殺しの道具を作り、売る人たちは「死の商人」と呼ばれるべきでしょう。
前事務次官は、死の商人の上前を刎ねていたけしからん人間です。
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