08/01/19 タミフル
60歳を超えると「老」の世界
に誘(いざな)われるようです。
企業年金基金から、「老齢」年金の申請をしろと郵便物がきます。
いつの間にか「老」の世界に誘われてしまいました。
社会保険事務所に問い合わせると、わたしの年代では64歳までは月10万円ほど、64歳以降は20万円程度だそうです。
「その程度?」と聞き返すわたしに、「生活できませんよね。でも、今の水準ではあなたは良い方なのです。」と同情?をいただきました。(笑)
さて、マスメディアは「インフルエンザの猛威」を伝えます。今年は何型、流行は早い/遅い、予防接種は云々等々。。
「マガジン9条」
に小児科医の毛利子来(もうり・たねき)さんのコラム(こども医者・毛利子来の狸穴から)が
連載されています。
連載2回目の「インフルエンザは妖怪だ」で、毛利さんはインフルエンザを食い物にする連中がいるのではと書かれています。
インフルエンザは世間が煽るほど怖い病気ではなく風邪の一種に過ぎない。
魔除けとして予防接種を受け、インフルエンザウィルスが検出されれば特効薬として「タミフル」を処方する。
日本のタミフルの使用量は、世界の80%近くに及んでいるそうです。
そして、(下記引用)
「そんなことどもから、つらつら思うに、インフルエンザ自体が妖怪なのではない。/気の毒なことに、医薬業界と厚生行政によって、妖怪に仕立てているだ
けなのだ。」
毛利さんのコラムを読んで、同じようにインフルエンザを話題にされていたビル・トッテンさんの2年前のコ
ラム(Our World:法律は弱者抑圧のツール)を思い出しました。
ビル・トッテンさんは、インフルエンザ騒ぎは権力者によるプロパガンダだと書かれています。
タミフルを開発したのは、ラムズフェルド・アメリカ元国防長官が会長を勤めていた会社で、アメリカ政府が8300億円を
投じてタミフルを備蓄することは、ラムズフェルドの資産を増やすだけだと指摘されています。
(引用)「テロの恐怖と同じように鳥インフルエンザの恐怖を国民に広めることで政治家の保有する株価がさらに上がるという仕組みはまったく合法的に行わ
れる。法律とは権力者が弱者を抑圧するためのツールであり、富や権力を持つ人々を何ら抑圧するものではないのである。」
「インフルエンザの猛威」などと煽るのは、国民の健康や生活を考えているからではなく、特定の資本家の懐を肥やすためなのです。
※ウィキペディアのドナルド・ラムズフェルドの項には以下のように書かれています。
(引用)「インフルエンザ特効薬タミフルの特許を所有しているバイオテック企業ギリアド社の会長を1997年から
2001年の間つとめ、また、ギリアド社の株式を多数保有している。トリインフルエンザ拡大によるタミフル争奪戦により、ギリアド社株式によって巨額の富
を築いたとCNNは報じた。」
CO2や窒素酸化物などが環境に与える影響は理解できますが、世間があまりにも地球温暖化と騒ぐことは、誰かの意志が働いているのではないかと思ってい
ます。誰かの利益のために。
皮肉なことに、地球温暖化の象徴のようにされているグリーランドが記録的な寒波に襲われているそうです。(グリーンランドで記録的寒波=10年ぶり湾が凍結−温暖化に逆行?:時事通信08/01/18)
※紹介した毛利子来さん、ビル・トッテンさんのコラムは、一部しか紹介できておりませんし、その内容に自信もありません。是非、原文をお読みください。
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