08/02/18 交々のこと
紹介したい本やまとめて書きた
いテーマもあるのですが、脳は老いて硬くなるばかりでまとまりがつきません。
老いに輪をかけて、失業中の不安定な身の上で、ウジウジとしたウツな状態が続いています。
無理をせず、埋め草のような書き込みになります。
◆反共産
京都市長選挙で、自民、公明と民主府連、社民府連合の推薦を受けた前教育長が僅差で当選しました。
京都市政は、「共産党を除くオール与党体制」が維持されました。
民主党も、社民党も、買春、傷害、薬物中毒と何でもありの伏魔殿のような京都市役所の正常化より、
共産党推薦候補の当選を阻止するという「反共産」の一点で、自民党、公明党とも一致できるようです。
◆テレビというメディア
CMは、サラ金に、パチンコ屋、「誰でも入れて補償は十分」なカタカナ名前の保険会社、軽薄な芸人の楽屋話のようなバラエティ番組、ドラマの中では意味
もない喫煙シーン、、、
最近のテレビ放送は、腐りつつあるように思うのは私だけでしょうか?
テレビ放送は国の免許が必要で、莫大な資金が必要な事業です。
免許を与える権力や、資金源であるスポンサーにおもねって、メディアの中で最初に腐ってくるのはテレビ放送のように思います。
先日放送された、長谷川テルさんを描いたドキュメンタリー「失くした二つのリンゴ」
のように、良質な番組もあるのですが。
◆無関心であること
映画「暗殺リトビネンコ事件」
で、学者へのインタビューに下記のような部分がありました。うろ覚えですが。
第二次世界大戦時に「ドイツにはナチスしかいないのか?」と問われたドイツ人哲学者は「ナチスと、ナチスを許した人たちだけだ」と答えたとのエピソード
をひいて、「(秘密警察国家となっているロシアの現状は)人々が無関心でいることの結果だ」と語っていました。
戦前の日本もそうでした。
「今日から、今から、戦争へハンドルを切ります」とは誰も言わないでしょう。
気がつけば、あの時が「戦前」だったのだとならないように、関心を持ちつづけたいものです。
◆アメとムチ
市長選挙で、アメリカの空母艦載機部隊の受け入れ容認派の当選を受けて、早速、岩国市役所の建設費補助金35億円の凍結が解除されるそうです。
なんとも国民を舐めた、分かりやすい「アメ」の使い方です。
先日、旅した福井県南越前町には、電源立地の補助金で公民館が改修されていました。
原子力発電が安全なものであるのなら、補助金というアメを使わなくてもよいはずです。国や電力会社が原子力発電のリスクを金で買っているのです。
南越前町のホームページには、お義理のような”原発ヨイショ”のページがあります。
◆基地外に住むアメリカ兵
アメリカ兵の少女暴行事件の容疑者は基地外の自宅に少女を連込んだと報道されていて、街なかに現役の軍人が住んでいることに驚きました。
「しんぶん赤旗」の記事によると、在日アメリカ軍の軍人の約18%(8,595人)が基地外に住んでいるそうです。
基地外に住むアメリカ兵には、日米地位協定により外国人登録法による住民登録が免除されていて国はその実体を掴んでいないのです。
人殺しの訓練を受けて、外国の基地に配属され、非日常の中にいる軍人が隣に住んでいるのですから、この種の犯罪が起こることは必然だと思います。
アメリカ兵による犯罪の根絶は、アメリカ軍基地のない日本にするしかありません。
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