08/02/29 備忘録
最近、観た映画のことと、書き
たくてもまとめられないことをメモ代わりに。
◆映画三題
最近、観た映画を紹介します。
◇「潜水服は蝶の夢を見る」
いわゆる実話・難病物です。
意識はしっかりとしているのに身体を動かすことができないロックイン・シンドローム(Locked−in
syndrome:閉じ込め症候群)に冒された有名雑誌の編集長が、唯一残された表現手段の片目の瞬きで小説を書いていきます。
別れた妻と子ども、愛人、言語療養師、理学療養師などとの人間関係が興味深い映画でした。
原作(潜水服は蝶の夢を見る)は未読です。
公式のWebサイトは重たくて優しくありません。
◇「ファーストフード・ネイショ
ン」
前に観た「いの
ちの食べかた」は、食品の安全性を食品の生産過程を静かに見せることで訴えたドキュメンタリー映画でしたが、この映画はハンバーガーショップを巡
るドラマです。
肉パテから糞尿性大腸菌が見つかったとの報告に、マーケティング部長が調査にコロラドの工場に調査に向かいます。
工場設備は綺麗で何の問題もないようだが、街には悪い噂が漂っています。
立てない牛を引きずって屠蓄していたアメリカの食肉会社があり、65,000トンもの牛肉が回収されると最近報じられていました。これらの映画を観るが
きり驚くに足らないできごとです。
メキシコからの密入国労働者、労働災害、穴だらけの衛生管理、、、
◇「ハダカの城
〜西宮冷蔵・水谷洋一〜」
国産牛肉に狂牛病に罹ったものがあるとのことから、国が国産牛肉を買い取るとの施策を悪用した詐欺事件にまつわるドキュメンタリーです。
西宮冷蔵は、雪印食品が輸入牛肉を国産牛肉の箱に詰め替えていたことを告発したことから経営不振に陥ります。
この国では、内部告発者(Whistle Blower)は業界の秩序を乱すものとの烙印が押され住みづらいことです。
あまり制作費がなかったのでしょうか? ナレーションも音楽も安っぽい作りの映画でした。
◆ライス国務長官らの発言
アメリカのライス国務長官はアメリカ兵の少女暴行事件について陳謝し「再発防止について日米で協力して取り組む」と発言したそうです。
なぜ、「日米で協力」しなければならないのでしょうか?
中学生の少女を連れまわし暴行した事件の責任は全てアメリカ兵とアメリカにあるのではないでしょうか?
自分たちの犯罪を防止するために「被害者」にも協力しろという発想は属国に対するものです。
福田首相、高村外相などの売国政治家も、同じように「日米協力で再発防止」と同調していました。
◆食品添加物
食品の安全性が話題になっています。
今の話題は、産地偽装、賞味期限改ざん、農薬などの混入、残留農薬などが問題とされていますが、食品添加物も大きな問題になるだろうと思います。
欧米では使用、摂取が規制されているトランス脂肪酸は、日本では未だに野放しです。
◆違法駐車より違法「停車」
駐車禁止取り締まりが強化され、幹線道路での違法駐車はいくらか少なくなったのでしょうが裏通りなどでは相変わらずの「違法」振りは変わらないように思
います。(大阪だけでしょうか?)
私には違法駐車よりも、違法停車の方が道路を利用する上で問題であるように思います。
コンビニへの配送トラックは横断歩道上であっても、交差点内であってもお構いなしです。
ひどい場合は、横断歩道手前に駐車するものもいます。
◇停車禁止の場所
・駐停車禁止の標識や標示のある場所
・坂の頂上付近や勾配の急な坂
・トンネル内
・交差点及びその端から5m以内の場所(概ね普通乗用車が1台停車できる長さ)
・道路の曲がり角から5m以内の場所
・横断歩道、自転車横断帯とその端から前後5m以内の場所
・踏切とその端から前後10m以内の場所
・軌道敷内
・安全地帯の左側とその前後10m以内の場所
・バス・路面電車の停留所の標示板(標示柱)から10m以内の場所
◆御堂筋社会実験
大阪市内のキタ(梅田)とミナミ(難波)を結ぶ幹線道路・御堂筋で、車道に自転車専用レーンを設けるという社会実験が行われて06年秋に行われていまし
た。
その結果、歩行者、自転車利用者に好評だったようです。
本格実施が待たれます。
◆堤未果著「ルポ貧困大国アメリカ」
貧困と肥満、民営化と災害など書きたいテーマばかりですが、中々まとめにくい本です。
低所得者の税負担を軽くし、高額所得者や大企業への税率を高くすることが、平等な税負担だと思っていますが、本の中に下記のような記述がありました。
「だが、企業と高額所得者から税金を多く集め、その所得を教育や医療、福祉制度によって中間層に再分配するという政策はやがて不況におけるインフ
レを招き、それを打開するための新自由主義が登場したことで、アメリカの中流階級の基盤は大きく揺らぐことになる。」(P13)
理解できませんでした。
◆スパムメール
古くから使っているメールアドレス宛ての必要なメールはメーリングリストを含め1日10通程度、スパム(迷惑)メールは50通にもなります。
メール受信ソフトの機能で排除していますが完璧ではありません。
ウザッタイことです。 |