08/03/23 越前蕎麦ポタリング
ポカポカの春の陽気に誘われ
て、懲りもせずに福井県武生(越前市)界隈に越前蕎麦を食べるポタリングを楽しんできました。
同行は、サイクリング仲間のTさんです。
青春18切符利用の混雑を予想して早めに大阪駅に集合としましたが、新快速・敦賀行きはラッシュアワーのような大混雑です。結局は終点の敦賀まで立ちっ
ぱなしとなりました。
敦賀駅での乗り換えは5分ばかりですが、老いも若きも、大きな荷物を持って猛烈に走っています。怪我をなさらぬように。
10時30分、武生駅で下車し駅前で自転車を組み立て、駅前の観光案内所で情報を収集します。
受付の女性は「蕎麦」と聞いて、私たちの予定している「御清水庵」「谷川」「森六」と即座に答えるほどの蕎麦通?でした。
◆御清水庵(550円)
武生駅から旧今立町に向かおうとします。駅近くの御清水庵に既に[営業中]の看板が出ています。
早速入店し、一杯目をいだだきます。
相変わらず太目のしっかりとした麺です。大根の辛味も強く私にはうれしい辛さです。
食後に出て来るきな粉にまぶした団子を蕎麦粉の団子とと思っていましたが、聞いてみるとキビ団子でした。
※蕎麦店のリンク先は福井放送の「そばびと」サイトのお店紹介のページにリンクしています。
※食べたのは全ておろし蕎麦、店名の後ろの数字はその価格です。
◆森六(650円)
ゆったりとしたループ状の跨線橋を渡り旧今立町の森六を目指します。
古い街並みのR417沿いのお店に入店します。客は3組10人ほど、土間のテーブルに腰掛け待ちます。
おやじさんは岡持ちを持って出前のようです。美味しい蕎麦の出前とは贅沢なことです。
男性的な太い面です。辛味は今一つですが出汁も中々です。さすが森六です。
◆和紙の里
あみだ蕎麦を覗こうと和紙の里に立寄りますが閑散とした雰囲気です。
案の定、あみだ蕎麦は閉店していまた。大阪に出店したり多角化を試みていたようですが無理だったのでしょうか。
◆谷川(650円)
旧武生市街に戻り、今回、初めてのお店谷川を訪問します。
大きな民家の蔵を改装したお店です。
ほぼ満席の客でしたが、オーダー取りも遅く、蕎麦の出てくるのも遅い少々接客に難ありでしょうか。
そんな不満を消すほどの蕎麦でした。緑かかった香りの強い太麺です。美味い。
ただ出汁は甘すぎて合いません。
◆サイクリングロード
駅前のスーパーで一休みしてR365を南下し今庄に向かいます。
途中から日野川土手のサイクリングロードを発見し、快適にポタリングを楽しみます。
少し、道に迷いながらも今庄宿の街並みを眺め、ふる里に入店します。
◆ふる里(600円)
16時前の店内はひっそりとしています。
細い上品な麺ですが、しっかりとしたコシがあります。
武生辺りの蕎麦とは一味違います。女性的な蕎麦です。
美味いです。
◆カタクリの花
駅近くにカタクリの群生地があると聞いていたので、ふる里の女性に尋ねると4月10頃でないと咲かないとのことです。残念ながら見られませんでした。
◆忠兵衛(600円)
お腹に少しゆとりがあり、駅前の忠兵衛で〆の一杯をいただきます。
太麺に甘めの出汁です。猪肉などメニューの多いお店です。既に一杯飲んでいる客もいました。
◆帰路
駅に戻って慌しくパッキングします。
車中で蔵元の酒屋で調達したビールと地酒のワンカップでお疲れ会です。
本日の走行距離は40Km、快い筋肉痛の一日でした。 |