08/04/17 交々のこと
相変わらず、しっかりとした思
考ができません。書きたいこと、書いておきたいことはたくさんあるのに文章も中々まとまりません。
今日(17日)、自衛隊のイラク派遣違憲判決が出ました。掘り下げて書いてみたいのですが中途半端です。
◆憲法9条は生きている
名古屋高裁で、自衛隊のイラク派遣に対しイラクでの活動は憲法9条1項に違反する活動を含んでいるとの判断を示しました。
「バグダッドは戦闘地域」「多国籍軍の空輸は武力行使である」とのことです。
◇平和的生存権
判決が原告が主張した「平和的生存権」を認めていることは大きな意味があると思います。
「平和的生存権」についても言及。「9条に違反するような国の行為、すなわち戦争の遂行な
どによって個人の生命、自由が侵害される場合や、戦争への加担・協力を強制される場合には、その違憲行為の差し止め請求や損害賠償請求などの方法により裁
判所に救済を求めることができる場合がある」
「『空自イラク派遣は憲法9条に違反』名古屋高裁判断」(朝日新聞
08/04/17)
「違憲判決、原告ら『9条は生きている』」(朝日新聞 08/04/17)
◆弱者の金を略奪する政府
後期高齢者医療制度の保険料金の天引き徴収が15日から始まりました。
国は、法律を作れば個人の銀行口座からお金を引き落とすことができるのですね。
「支払いに行く手間を省くため」などとほざいたことを言っていますが、力のないものから強盗のように金品を強奪していきます。
テレビで映された預金通帳には、天引きされた金額が入金額として刻印されていました。
なぜ、天引きした金額が取引明細として記されないのでしょうか。
◇舛添要一曰く「保険料が上がったか下がったか分からない」
厚生労働省は加入者向け「お一人おひとりにとって、何が変わるの?」という資料で「国保と比べ、保険料は、平均的には、これまでよりも
低くなります。」といっています。
しかし、舛添厚労相は15日朝には「7〜8割の人は保険料が下がる」と言い、同日夜には「正
確な数字が言えないというのが正しいです」と言葉を変えています。
福田首相も「全体的に見れば、安くなってよかったというところが多いんじゃないかと思います」と情緒的で他人事のような
発言です。
直接の当事者二人のこの発言は許し難いものです。
「舛添厚労相『負担上がったか下がったかは今はわからない』」(FNNニュース 08/04/16)
この制度にかかる法律は06年に成立しています。
政府も、野党も、マスコミも施行直前まで私たちに知らせてこなかったように思います。
マスコミはこの制度を括弧つきも含めて「長寿医療制度」と国の目くら
ましに協力しています。
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