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08/05/09 交々のこと
 ガンジーの会が 呼びかける「9の日・9条・ハンスト・イン」に参加しています。

 この1ヶ月のできごとなど。
◆立川での自衛隊のイラク派遣反対ビラ配りで、最高裁で上告が棄却され、被告3人の住居侵入罪の有罪が確定しました。
 デモやビラ配りは、マスメディアを持たない国民の意思表明の重要な手段であり、言論、表現の自由の抑圧です。

◆名古屋高裁で航空自衛隊のイラクでの活動は憲法9条違反であるとの判決が下され確定しました。
 多くの国民の「普通の感覚」の判決だったように思います。
 福田首相をはじめとする人たちが、自分たちに都合の悪いこの判決を蔑ろにしようとするする態度も憲法違反です。

◆映画「
靖国」の上映を中止する映画館が相次ぎました。
 この映画の予告編は何度も見ていますが、右翼が騒ぐような内容とはとても思えません。右翼が騒ぐ映画は他にあるように思います。
 この騒動でこんなことを感じました。

◇映画などへの公的助成など
 見たい映画でも「文化庁・・」「文科省・・」となっていると
、国の紐付きで表現が抑制されているような気がして見 たくなくなります。
 個別の表現活動に対する公的助成は考え直す方が良いのではないでしょうか?

◇日教組の集会を拒否したプリンスホテルと同様に、いくつかの映画館が上映の中止を発表しました。
 誰かが作りだした「右翼の妨害」という枯れ薄に怯えたように思います。自己規制が翼賛体制になっていくような気がします。
 私の贔屓の大阪の第七藝術劇場も、京都の京都シネマも予定どおり5月、6月に上映するそうです。彼らの見識は立派だと思います。
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