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08/07/07 交々のこと
 今日(7日)から洞爺湖サミッ トが開催 されています。
 ムラ社会の旦那衆の集まりのようで、庶民にとっては気分のよいものではありません。
 最大の環境破壊である戦争を未だに主導或は支援している国の首脳が「地球環境保護」とは片腹痛いことです。

 地方の街まで、テロ対策と称してあちこちで検問が行われています。しかし、先日のJR東日本の新幹線基地に忍び込んで「HUCK」のペインティングがさ れたように、自爆覚悟のテロリストを防ぐことは到底出来ないことでしょう。

 そんなことに関連すること、しないことなど交々を。

◆地球温暖化
 私は、未だに「地球温暖化」が理解できずにいます。勿論、CO2などによる地球環境の悪化については理解していますが。

 地球の誕生からおよそ46億年、人類が誕生してからおよそ6500万年、気象観測の歴史は精々200年ほどです。
 桁を合わせると
  地球誕生
460,000,000
  人類誕生
65,000,000
  気象観測
200

 科学が進歩したとしても、200年の間に平均気温が×℃上昇しているから地球が温暖化しているといえるのでしょうか?
 私たちに地球の行く末を云々する資格があるとは思えないのですが。

◆最大の環境汚染は戦争です
 映画「花はどこへいった」 では、ベトナム戦争で使われた枯葉剤(Agent Orange)が戦争終結から33年経った今もベトナム国民や元兵士を苦しめていることを描いていました。

 また、湾岸戦争以降、アフガン戦争、イラク戦争では放射線兵器・劣化ウラン弾が使われています。
 劣化ウラン弾は戦車を貫通するほどの強力な破壊力とともに、弾丸の衝 突時には1200度もの高熱を発し、放射能の微粒子を撒き散らす兵器です。
 戦場を放射能で汚染すると共に、被爆者は白血病やがんなどの健康障害を起こし、奇形や障害を持った子どもが生まれています。

 「先進国」の首脳が集まって、CO2の排出量を減らすことを議論することも重要なことではありますが、新藤兼人さんが発言されているように「いかなる正 義の理由があっても戦争をしない」ことを決議してほしいものです。

◆すべては金儲けのために
 最近の商品やサービスの宣伝文句は、「省エネ」「環境に優しい」などの言葉が並んでいます。
 「今使っている製品ではCO2を多く排出するので、省エネ製品に買い替えなさい」と叫んでいます。

 また、自社の工場はこのようにCO2の排出を抑えているともいっています。でも、彼らの最大の目的は利潤の追求であることに変わりはありません。利益に 優先して環境を守るはずがありません。
 戦争も、災害も、環境汚染も、何でもカネにしようとしているのです。

◆テレビ番組のコメンテーター
 テレビではニュースなどとお笑い番組の垣根がドンドン低くなっています。
 バラエティ番組と化したニュース・報道番組に出てくるコメンテータの発言には注意が必要です。

 あるコメンテータがまともなことを話していると思う場合でも、その人の発言を冷静に見る必要があります。
 極右のコメンテータを敵役として、少し真ん中よりの発言をする人は左寄りに見せる詐術なのです。
 右と左を出演させたような公平さを演出しているのでしょう。

 新聞社の論説委員、週刊誌の元編集長、作家、お笑いタレント、、、石々混交です。
 特に、コマーシャルに出演しているような人間の発言は信用できません。特定の営利企業(団体)から報酬を得ている人間に公平な判断、発言は期待できない からです。
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