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08/08/02 原爆の夏
 ヒロシマとナガサキは、63年 目の暑い夏を迎えました。
 失業中で時間はたっぷりありますので、青春18切符を利用して、8月6日に広島に訪れたいと思っています。

 佐世保に寄港していたアメリカの原子力潜水艦の放射能漏れが、アメリカでテレビ報道がされるまで日本国内では公表されていませんでした。
 傀儡国の外務省は、「微量」だからと放射能漏れを公表しなかったと言っているそうです。
 「『微量でも看過できぬ』/米原潜放射能漏れ」(沖縄タイムス 08/08/02)

◆テレビドラマ「帽子」
 NHKのドラマ「帽子」を見ました。
 広島県呉市に住む老帽子職人・春平と胎内被爆した少女・世津との実らなかった恋。ヒバクシャへの差別や偏見、病気への不安から一人息子の梧郎を残して婚 家を出ていました。
 世津が末期がんであることを知った春平は梧郎と世津に会う旅にでます。

 戦争反対、原爆反対という言葉は一切なく、少し物足りなさを感じました。
 戦争はイヤ、原爆はイヤは、勇敢に声高に叫ぶだけではないのですね。

 主演の緒方拳さんは持ち前の臭さもなく好演でした。出番は少なかったし二人が顔を合わす場面もありませんでしたが、岸部一徳さんと田中裕子さんは相変わ らずよかった。

◆風天の俳句
 俳優・渥美清さんの俳句の本「風天 渥美清のうた」を読んでいます。
 本名・田所康雄、芸名・渥美清、役名・車寅次郎(フーテンの寅)そして俳人・風天、4人目の俳人・風天とその俳句についてかかれた本です。

 「お遍路が一列に行く虹の中」という句が有名だそうですが、私は「赤とんぼじっとしたまま明日どうする」のほうが惹かれました。
 もう少し、読み込んで紹介したいと思います。

◆福田改造内閣
 前内閣の閣僚をほぼ引き継いだ福田内閣が、支持率の低迷を挽回するためか国民への目晦ましか、内閣を改造しました。

◇ひな壇に並んだ閣僚と自民党四役の世襲率は、麻生太郎幹事長の5世、林芳正防衛大臣の4世など、1.6から1.9に増加しました。
 世襲の無い人を1、2世を2、、として平均値を世襲率としてみました。

◇「男は40過ぎたら、自分の顔に責任を持て」という慣用句がありますが、自民党役員や閣僚になった人の顔はどうして卑しい顔になっていくのでしょうか。
 舛添厚労相など、時を経るにしたがって悪代官のような顔つきになっていきます。顔は正直に人格を映し出すのですね。

◆消費税
 新しい内閣は、消費税をあげることに抵抗のない人たちばかりのようです。

 さて、1714円の本(風天 渥美清のうた)を買った時の消費税はいくらでしょう?
 本には「1714円+税」と書かれています。
 アマゾンなどでは「定価1800円(税込)」と表示されています。


 本体価格(1714円)×消費税率(5%)=消費税額(85.7円)
 税込価格は1799.7円となります。
 大型書店では、1799円の支払いとなりました。

◆竹島
 日韓両国が領有権を主張している竹島(韓国名:独島)について、アメリカは従来「韓国領」としていたものを「主権未定」と変更したが、韓国側の抗議によ り再び「韓国領」としたそうです。(「竹島問題 米政府は納得できる説明を」 毎日新聞 08/08/01)

 日本政府(町村信孝官房長官)「米政府の一機関がやることに過度に反応することもない」と大人の対応のようです。
 他の国のことだと過剰反応する日本政府は
、宗旨国アメリカのすることには抗議できないようです。

 主権を取り戻しましょう。
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