08/11/14 食品偽装
◆食品偽装
「世に盗人の種は尽きまじ」ではありませんが、食品偽装
の種は尽きません。
Ｇｏｏｇｌｅで「食品 偽装」とニュース検索をしてみると知らなかった事件も含めてたくさんの偽装がありました。
偽
装会社
|
種
類
|
食
品
|
偽
装内容
|
| キャ
セイ食品 |
産
地偽装
|
冷
凍野菜 |
中
国産野菜を混入し国産と偽装 |
| ヤ
ノフーズ |
産
地偽装
|
小
豆
|
中
国産小豆を混入し北海道産と偽装 |
| ショ
クリュー、ヤマフ |
産
地偽装
|
馬
刺し |
カ
ナダ産の馬刺しを熊本産と偽装 |
| 霧
山食品工業 |
産
地偽装
|
タ
ケノコ水煮
|
中
国産タケノコを京都府山城産と偽装 |
| 丸
源水産 |
産
地偽装
|
ウ
ナギ
|
中
国産のウナギを徳島産と偽装 |
| 岩
国青果販売 |
産
地偽装
|
レ
ンコン |
中
国産を岩国産と偽装 |
| 上
野食品 |
産
地偽装
|
タ
ケノコ
|
中
国産を鹿児島県産と偽装 |
| 群
馬フレッシュフーズ |
消
費期限偽装
|
惣
菜
|
製
造時間や消費期限を偽って表示 |
| や
まいち冷凍 |
賞
味期限偽装
|
枝
豆などの冷凍食品 |
味
期限表記を最大三年間先延ばしする形で偽装 |
| 五
島フーズ |
産
地偽装
|
海
草サラダ
|
は
フィリピン産原料を混ぜた海草サラダを五島産 |
| マ
ロンフーズ |
賞
味期限切れ食品の使用
|
タ
ルタルソース
|
賞
味期限切れのタルタルソースを使用 |
| 青
森県果工 |
産
地偽装
|
リ
ンゴ果汁
|
る
リンゴ果汁の産地偽装 |
| か
も有機米 |
産
地偽装
|
米
|
「あ
きたこまち」の産地表示を偽装 |
| 千
成フーズ |
賞
味期限抹消
|
冷
凍食品
|
賞
味期限を抹消 |
「金儲けが第一」の世の中では、素人の消費者にわかり難いところでは悪知恵を働かせて「利」を得ようとするのは当然のことでしょう。
上の表を見ると外国産（主に中国産）を国内産と偽装すると、安い中国産→高い国産の図式で差益を抜いているですね。
今のところ、国産は安全との風潮もありますが、国産だって決して安心できないと思っています。
低価格の食品しか食べられない庶民は「産地は偽装されている」ものと覚悟した方がよさそうです。
金が儲かる限り偽装は続くことでしょう。私の子どもの頃には、金儲けは卑しいことという風潮がありましたが、今は昔のことです。
◆
馬鹿殿
麻生首相の馬鹿さ加減は、日に日に国民の前に明らかになっています。
◇選挙管理内閣のつもりが？！
福田前首相が、自分の顔と実力では総選挙に勝てないと政権を投げ出し、自民党総裁選挙を派手にやってその勢いで解散、総選挙で勝利するとの目論見だった
のでしょう。
しかし、５人が立候補した総裁選挙は盛り上がらず、後任の麻生首相は解散する度胸もなく、あれよあれよという間に時の流れとともに支持率も下がり続け、
解散･総選挙のタイミングを失ってしまいました。
※朝日新聞（１１月１１日）によると支持：３７％、不支持：４１％と不支持が支持を上回ったようです。
「定額給付金「不要な政策」６３％ 本社世論調査」（朝日新聞 08/11/11）
◇２兆円ばら撒き
就任早々、「政局よりも政策」と、景気対策に全国民に２兆円をばら撒くと大見得を切りましたが、所得制限をつける／つけない、手続きは「地方分権」と自
治体に丸投げ、「緊急」と言ったのに支給は来年３月を超えそう、３年後には消費税率を上げると迷走に迷走を重ね、どうなることでしょう。
この首相の最大の問題点のひとつは、言っていることに一貫性がなく言葉が軽いことです。
前記の朝日新聞の記事によると、ばら撒きは「必要な政策だと思う」人は２６％、「そうは思わない」が６３％だったそうです。ばら撒きも消費税増税も白紙
に戻して欲しいものです。
◇日本語を知らない日本国の宰相
マスコミでは「誤読」と書いていますが、誤読ではなく日本語を知らないのではないでしょうか。
▽「踏襲」は＜ふしゅう＞
＜とうしゅう＞を＜ふしゅう＞とする間違いはよくしているようです。
１０月１５日の参議院予算委員会で「村山談話を＜ふしゅう＞する」との発言は参議院のビデオライブラリーに動画（質疑者の福島瑞穂さんの部分の８分過ぎ）があります。
▽頻繁＜はんざつ＞、未曾有＜みぞゆう＞
１１月１２日には学習院大学で、「１年のうちにこれだけ＜はんざつ＞に両首脳が往来・・・」と発言、また四川大地震を「＜みぞゆう＞の自然災害」と話し
たそうです。
自分の言葉を持たない人、他人の書いた原稿を読むだけの人、アホとしか言いようがありません。
原稿を書かれる人は是非全文平かなか、漢字にはルビを振ってあげればどうでしょう。麻生苛めなら別ですが。
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