元厚生事務次官宅襲撃事件の報道は迷走しています。
迷走の原因は警察が情報公開をコントロールしているからのようです。
「自分がやった」と男が出頭してから3日以上が経過しています。
被害者の血液とナイフに付着した血液のDNAが一致した、現場のスニーカー痕と男が所持したスニーカーの靴底がほぼ一致したなどと報道されていますが、
未だに彼の逮捕容疑は銃刀法違反です。
新聞では、「ある捜査当局幹部は・・・」とか「共同捜査本部への取材で・・・」とか「警視庁の調べで・・・」と情報源が書かれているものもあり、捜査本
部の発表情報と捜査員が故意に流す情報に頼っているということでしょう。
※捜査本部は埼玉県警と警視庁にあり共同で捜査しているようです。一つの「合同捜査本部」ではないようです。
マスコミの「独自」取材は、男の近所や、少年、青年時代の風評を集めて「悪人像」を作り上げようとすることでしょうか。
テレビでは、そんな情報を並べて素人なのか玄人なのか分からない馬鹿なコメンテーターに気まま(無責任)にしゃべらせています。井戸端会議か床屋談義の
レベルです。
警察が捜査情報を隠すには合理的な理由が無くてはならないと思います。
権力によって情報が操作されることには敏感すぎるくらいでよいのではないでしょうか。