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09/02/18 中川昭一氏のことなど
 「新・増殖する俳句歳時記」を主催されている詩人の清水哲男さんは、中川財務・金融相の泥酔会見について「財務 相の酔っ払い記者会見。またまた『酒飲み』人間が悪く言われちゃうなあ。」と言われています。
 中川前大臣の酒癖の悪さと私たちの
飲酒癖を同じにされてはたまりません が、私たちも肩身の狭いことです。(笑)

◆悪酔い癖??
 今朝の朝日新聞は「中川氏の悪酔い癖は以前から政界で知られていたが・・・」と書いています。
 なんと言葉に無神経な人たちでしょう。中川前大臣は酒癖の悪い人で「悪酔い癖」ではないと思います。
 そして、彼の場合は重度のアルコール依存症(アル中)だと思います。政局云々とは別に本人の健康と生命のためには大臣を辞めたことは良いことでした。
 是非、政治家も辞めてゆったりと静養をお勧めしたいものです。

◆泥酔会見??
 また、ローマでの記者会見での中川前大臣の醜態を18日付け朝日新聞の社説は「薬の飲みすぎなのか、アルコールのせいなのかは定かではない」と惚けたこ とを書いています 
 16日付けの朝日新聞は泥酔会見の様子を、小さな囲み記事で下記のように書いています。

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 中川さん 敵は不況?睡魔?
 G7後 ちぐはく会見
 【ローマ=安川嘉泰】ローマで開かれていた主要7カ国財務省・中央銀行総裁会議(G7)が14日閉幕したが、中川財務・金融相の記者会見での様子が、同 行した記者団らの間で話題になっている。
 14日夕、中川氏は白川方明・日本銀行総裁らと記者会見に臨んだ。「昨日夜から」と切り出した中川氏の口調は終始はっきりせず、スピードもゆっくり。眠 気をこらえている様子だった。記者団から「反保護主義という議論があったと思うが」という質問をされたが、答えずじまい。かみ合わないやりとりに、記者団 には戸惑いが広がった。
 ある同行筋は「一時はどうなるかと思ったが、なんとか答弁は保ったようだ」と話していた。
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 この記者にも朝日新聞にも、泥酔会見が大臣辞任にまで発展するとの認識がなかったようです。鈍感な「ジャーナリスト」たちです。

 中川前大臣が釈明するように「薬の飲みすぎ」なのか、多くの国民が思っているように「泥酔」なのか、安川嘉泰記者に聞いてみれば明らかになるのではない でしょうか?
 番記者は「ポチ記者」で、ご主人が酔っ払っているのか、薬の飲みすぎなのか、いずれにしても世界に醜態を晒していることを「戸惑い」ながら見ていただけ のようです。

◆同行記者団と飲酒??
 中川前大臣の泥酔会見の前に、前大臣と飲食をともにしていた記者がいたと報道されています。
 毎日新聞は「中川財務相:G7昼食会抜け出し、同行記者とワイン」と題して下記のように書いています。

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 (13日夜)中川氏は男性新聞記者など「親しいひとたち」(中川氏)とサンドイッチをつまみながら、ジントニック3〜4杯を飲んだ。その際、睡眠薬を服 用したという。
 (中略)
 (14日、昼食会を途中退席して)中川氏はホテルの1階のイタリアレストラン「ドニー」に移動、財務省の玉木林太郎国際局長や日本から取材で同行した女 性記者、イタリア人通訳など数人で会食した。
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 中川前大臣は外遊のたびに同行の女性記者を集めて飲食をすることを恒例としていたとも書かれています。
 因みに、今回の中川前大臣との2回の会食に毎日新聞の記者は出席していなかったと断り書きがありました。
 中川前大臣に会食の場に呼んでもらえなかったことは「名誉」なことでしょう。

 中川前大臣と飲食をこの記者たちがどこの社の誰か、彼らの書いた記事、飲食の費用を誰が支払ったのか等々、後追いの記事を期待したものです。


  今回の事件は、公人として自らの病気(アルコール依存症)を克服できなかった中川前大臣の責任、その病歴、行状を知っていながら任命した麻生首相の責任、 そして泥酔会見の「泥酔」を戸惑いながら見ていたマスコミに大きな責任があると思います。
 寄って集って国民を馬鹿にする人たちです。

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