09/04/27
政治は狂っている?
違憲の疑いがある
海賊対処法案も民主党の体たらくで成立確実、高速道路1000円制度でCO2削減目標はどこへやら、自動車会社への税金の投入としか思えない新車買換え奨
励金など、この国の政策は場当たり的であり、露骨な大企業奉仕姿勢です。
そんな馬鹿な政策のひとつに、「エコ」家電を買うと国の金(税金)で「エコポイント」をつけるという制度が5月15日か
ら始まるそうです。「エコ」「環境」「省エネ」が叫ばれていますが、便乗ビジネスが横行しています。
信濃毎日新聞の4月25日付けの社説が問題点を指摘しています。
「エコ」「省エネ」のランク付けはメーカーの自己申告に任せられている。
日立の「省エネ大賞」冷蔵庫の偽表示のようなことが起こらないとはいえません。
さらに、根本的な問題を指摘しています。
----------------------(引用)
製品はつくられてから、廃棄、再利用に至るまで、各段階で環境に影響を及ぼす。だが省エネラベルは、製品を使う時の影響しか、評価していない。
エコポイントが導入されると、買い替えが急速に進み、大量の家電ごみが生み出されるだろう。その処理は、環境にさらなる負荷をかける。それも含めた上
で、買い替えは「エコ」なのか−。そうした複眼の視点が抜け落ちている。
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「エコポイント 省エネに逆行しないか」(信濃毎日新聞 09/04/25)
選挙目当てのばら撒き政策、そして借金は将来へ先送りという馬鹿げた政策に騙されてはなりません。
27日の朝日新聞の俳壇、歌壇より気になった句や歌を紹介します。
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朝日俳壇
◇新緑に埋もれ行く先見失ふ(横浜市・加藤厚子:稲畑汀子選)
◇知覧かの兵らも飲みし一番茶(市川市・杉森日出夫:金子兜太選)
◇少年であつたことあり桜貝(多摩市・吉野佳一:長谷川櫂選)
◇花冷えや十九万の失職者(河内長野市・金森薫:長谷川櫂選)
◇夜桜の中へと帰る通夜の客(多摩市・金井緑:大串章選)
◆朝日歌壇
◇大山(だいせん)の北壁に音響かせて救難ヘリのホバリング長し(鳥取県・長谷川和子:高野公彦選、佐佐木幸綱選)
◇境界の石と見迷う石柱は「兵営跡」と落花の中に(東京都・荻原和夫:永田和宏選)
◇春うらら熊の遊具に腰掛け弁当食べいる工事場の人(東京都・狩集祥子:馬場あき子選)
◇うらうらと春の陽浴びてトラックの土管は円き空呑みてゆく(沼津市・森田小夜子:馬場あき子選)
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