09/05/22
インフルエンザ騒動
舛添厚労相がやけ
にはしゃぎ回っているとしか見えない新型インフルエンザ騒動です。
◆合理的理由のない方針変更
アメリカやメキシコなどからの飛行機の乗客の機内チェックをして、疑いのある人は隔離、周辺の席に座っていた人もホテルのワンフロアーを貸切状態で軟禁
(留め置き)、大阪では患者が発生すると府下の幼稚園、小学校、中学校、高等学校の休校にしました。
こんなご大層な対処方針を、22日、政府は下記のように大幅に変更しました。
◇機内検疫を中止する
◇休校ではなく学級単位の閉鎖とする
◇感染者急増の地域で軽症者は自宅療養とする
◇一般病院でも条件付で受診を可能とする
◇外出の自粛要請は行わない
◇集会、スポーツ大会などの一律に自粛要請しない
◇企業の事業自粛も要請しない
その理由は「弱毒性で季節性インフルエンザと変わらないから」だそうです。
こんなことは随分前からわかっていたはずです。
感染者が増えたから、対処のしようがなくて方針変更したようにみえます。
◆豚インフルエンザ?
近所の子どもは学校が休校になったのに外にも出かけられ
ず、エレベータホールや階段、廊下で遊んでいます。
彼らは休校の理由を「豚インフルエンザ」と言っていました。「新型インフルエンザ」ではなかったのでしょうか?
政府の対策本部は「新型インフルエンザ対策本部」と称し
ているそうです。
新聞の報道を見ると圧倒的に「新型・・・」が多いのですが、他にもいろいろありました。
◇新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)
◇豚インフルエンザから変
異した新型インフルエンザ
◇新型の豚インフルエンザ
◇豚インフルエンザ(新型インフルエンザ)
◇豚インフルエンザ
「豚」を使いたくない人がいるのでしょうね。
◆関西は汚染源?
埼玉県の男性が新型インフルエンザに感染しているとの発表に、この男性が関西に旅行していたと報じられていました。
関西に旅行したことと感染の因果関係は明らかになっているのでしょうか?
このような報道は、関西にウィルスが蔓延しているとの印象を与えてしまいます。修学旅行など観光関連には大きな打撃になるでしょう。
そこにも人間が住んで生活をしているとの視点が、発表する行政にも報道するマスコミにも欠けているのではないでしょうか。
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