09/05/27
続・インフルエンザ騒動
推理小説では、そ
の事件で利益を得るものが犯人というのが定説です。
このインフルエンザ騒動で、利益を得たのは誰だったのでしょう。
北朝鮮の核実験は許すことはできませんが、これ幸いと国防族は、国民の不安を煽り「北朝鮮のミサイルの運搬能力は飛躍的
に向上し、1.5トンの爆弾を乗せられる。確実に我が国を攻撃する能力を持った」「待ち受け型だけでなく、アクティブミサ
イル防衛も考えるべきだ。敵基地攻撃を検討しなければいけない」(いずれも中谷元防衛庁長官)などと言いたい放題です。
今回のインフルエンザ騒動でも、散々国民の不安を煽り挙句の果ては、麻生太郎首相がテレビCMに出演し国の金(税金)を使って選挙運動をやっています。
「マガジン9条」で、「インフルエ
ンザは、さほど恐ろしい病気ではない。カゼの一種にすぎないのだ。」「医薬業界と厚生行政によって、妖怪に仕立てられている」(狸
穴から)と発言されていた小児科医・毛利子来(もうり・たねき)さんが今回の騒動をどう見ておられるのか気になっていました。
本日(27日)更新の「マガジン9条」に「毛利さんに聞いたインフルエンザ騒動」と題したインタビュー記事が掲載されていました。
何年か前に仕事で付き合ったゴルフ場のグリーンキーパー
に聞いた話ですが、芝の病害虫は、日照、湿度、気温などの環境が条件を満たした時に発生するのだそうです。原因となる菌などは常に存在しているとのこと。
毛利さんは概ね次のようなことをいわれています。うまくまとめられません。是非オリジナルをお読みください。
@今回のインフルエンザも怖がることはない。3日も寝ればなおる。
A人間は7兆もの細菌を身体の中の住まわせていろ。共存している。
Bインフルエンザにかかった人が重篤な状態になるのは、その人の健康状態や経済的な要因が大きい。
C「風邪にかかりたくなければ、風邪にかかれ」と免疫機能を高めておくことがよい。
大騒動は何だったのでしょう。政治家やそのお先棒を担ぐ
マスコミに騙されないようにしましょう。
この国のマスコミに権力を監視することは期待できません。
選挙も近いことです。なお一層の用心を忘れずにおきましょう。
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