09/07/24
非暴力の抵抗
数日来の「残日
録」は、まとまりがなく論点の定まらないもので恥ずかしい限りです。
こんな状態ですが、まとめ切れませんが書きおきます。
伊藤真さんは「マガジン9条」の「伊
藤真のけんぽう手習い塾」で憲法の色々なことを教えてくれるためになる講座です。
繰り返し読んでいます。
9条を持つ日本国民は、他国からの侵略にどのように戦うのか非暴力の抵抗について書きたかったのですが、やはり脳はよく回りません。
同じ「マガジン9条」で鈴木邦男さんのコラム(愛国問答)
からユニークな非暴力の抵抗方法を紹介してお茶を濁しておきます。
題して「国民総
有段者計画」です。
憲法9条を持っているということは、素手で白刃の下に身を置く、絶対、究極の状態である。
そんな覚悟を持たないと「軍隊のない国は理想だけれど、他国が侵略してきたらどうするんだ」という論理に負けてしまう。
「外交努力で侵略を回避する」といっても、いきなり侵略された国はいくらでもある。
「レジスタンスで抵抗する」といっても、犠牲も大きく国内の混乱を侵略者に付け込まれる。
「無抵抗で白旗を揚げる」といっても、レジスタンスで戦うより犠牲は少ないだろうが人気がない。
では、軍隊しか国を守れないか?
人間ならば逃げることができる。あるいは合気道のように自分の身体をひねって武器をかわすことができる。
柔道、柔術、ボクシング、、武道は武器を持った相手を想定している。
極真空手の大山倍達はこういっているそうです。
<戦争を放棄した日本人は空手をやって、一億人が空手の有段者になればその国民にはどの国も手を出せない>
この言葉は「武道論」(徳間書店)に、先日亡くなられた評論家の平岡正明さんとの対談で
話されているそうです。
※「武道論」(徳間書
店)はアマゾンでは見つかりませんでした。
--------------(引用)
平岡さんは生涯に120冊の本を書いた。しかし、「文」だけの人ではない。極真空手を習い、有段者だ。「文武両道」なのだ。だから、師の大山倍達とも対
談している。 この平岡さんを民間起用し、大臣にしたら面白かったろうに。防衛大臣だ。9条の理念を徹底する為に、自衛隊を解散するだろう。そして、大山
倍達の力をかりて、一億人に空手を習わせる。戦闘機も大砲も銃もない。無防備だ。でも、国民一人一人が強力な武器だ。闘う9条国家だ。これこそ理想の国防
だ。
--------------
鈴木さんのこういうところが好きですね。
憲法9条を信奉するものとしてはしっかり身に着けておきたい「他国から侵略されたらどうする?」への回答。
伊藤真さんの「非暴力の抵抗」をそのうち紹介したいと思います。
◆
田中美智子さん
「ま
だ生きている」
共産党・革新共同の衆議院議員だった田中美智子さんの「まだ生きている」を読んで実家の母に送りました。
同じ元衆議院議員の松本善明さんとの対談の他、自身のブログ(自然と猫と私)からの抜粋で構成されています。
88歳の今も元気にブログを更新されています。
ブログの文章は飾り気のないおばあちゃんの言葉で日常がつづられていま
す。
この週末は2泊3日の旅程で、京都で開催される日本母親大会の講師としてお出かけのご様子です。
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