09/08/08 暑い!
◆暑い!
ここ数日の暑さはなんとも堪えるものです。今まで比較的涼しかったのに立秋を過ぎてから
暑くなるとは天候もへそまがりなことです。4、5日涼しい日が続くと「冷夏だ」「日照不足だ」とマスコミは煽ります。
気象のデータが残っているのは高々数百年、本格的な気象観測が始まってから百数十年、異常気象と煽られないで過ごしていきましょう。
自宅ではエアコンも使わず、朝は山道を散歩、仕事のある日は自転車で炎天下を京都まで往復、まるで行のような生活です。
すべては夕刻のビールのため?でしょうか?
1月から食品倉庫で働き始め、4、5、6月を休み、7月から再開、初めての肉体労働で体重は7kgほど落ちてやっと平均的な体重になりました。
◆読書
読み終えた本を紹介したいと思いつつ、脳のダメージが大きいようでなかなか進みません。今日も益川敏英さんの「科学にときめく」を紹介したいと書きかけたのですがまとまりきれません。
このWebサイトの「寡黙な」読者であるKさんからは「言い訳が多い」とお叱りを受けておりますが、言い訳も私の人となりとお読みください。
◆薬物汚染
芸能人が薬物常用容疑で逮捕される事件が相次いでいますが、大学生や少年少女まで汚染されていることから芸能界やスポーツ界の薬物汚染は相当根深いもの
と思われます。
◆お中元
◇紙伸ばし水引なほ
しお中元(高浜虚子)
この俳句を読んで、私の子どものころはいただき物は丁寧に包装紙を外し、使いまわせるものは熨斗紙を付け替えて包装しなおしたものです。
我が家と同じように、到来もののお中元の包装紙の皺を伸ばし水引を直し使いまわすのだろうと、この句を解釈していましたが「
清水哲男『新・
増殖する俳句歳時記』」
で、俳人の今井聖さんは以下のように解説されています。
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(前略) これはきっとそう(私と同じように解釈し)に違いないと考えて、一晩置いてもう
一度この句をみたら、いや、これは単に大切な方にお中元を出すとき失礼のないように整えて出したというだけではないかと思い始めた。つまり日頃の感謝とい
うお中元の本意だ。そう思った途端、自分の想像が恥ずかしくなった。そういう可能性を考えたということは自分の中にそういう気持ちの片鱗があるということ
だ。ああ、俺はなんてセコイことを考えるんだろうと自己嫌悪に陥ったが、この句、単なる感謝の配慮なら当たり前の季題の本意。どこかで僕の解釈の方が虚子
らしいんじゃないかとまだ思っている。
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高浜虚子は大金持ちだったかどうか知りませんが、やっぱり使いまわしのお中元と読んだ方が人間らしいですね。
◆公共施設のネーミングライツ
先日のしんぶん赤旗に公共施設のネーミングライツ(命名権貸し)を取り上げていました。(「どう考える? 公共施設に企業・商品名 ネーミングライツ」 しんぶん赤旗 09/08/03)
横浜国際総合競技場を日産スタジアムなどのスポーツ施設ばかりかと思っていましたが、県
民ホール的なものに企業名が冠されているのです。馬鹿な自治体と文化度の低い企業を少し紹介します。
◇渋谷公会堂(渋谷区):渋谷C.C.Lemonホール(サントリー)
◇県民文化会館(鳥取県):とりぎん文化会館(鳥取銀行)
◇名古屋市民会館(名古屋市);中京大学文化市民会館(梅村学園)
◇兵庫県立芸術文化センター・小ホール(兵庫県):神戸女学院小ホール(神戸女学院)
◇徳島県郷土文化会館(徳島県):あわぎんホール(阿波銀行)
◇大分県立総合文化センター(大分県):iichiko総合文化センター(三和酒類)
C.C.Lemonホールでは、朝日ビール関連の催しには使えないでしょう。
公共財を私物化されているようで不愉快です。
◆帰省ラッシュ
どうしてみんな同じような行動をするのでしょうか?
名神高速道・天王山トンネル付近は朝から激しい渋滞で、一般道まで混み狭い脇道にまで車が流れ込んでいました。
「何キロ渋滞に引っかかった」「何時間かかった」と楽しみに行かれるのでしょうか?
高速道の料金割引など馬鹿見たいな施策です。CO2の削減目標はどこへ行ったのでしょう?
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