09/08/30
新しいご主人様になびくのか?
(投票日には)
「無党派層は寝ていてくれればいい」などと時の総理大臣がいうほど、私たちが選挙に行くと政権党や大政党が困るのでしょうね。
こんな考え方をする人が権力の側にいるいるというだけで、私たちは選挙に行く価値がありそうです。
最高裁判所裁判官国民審査について琉球新報に興味深い記事がありました。
国民審査対象の裁判官9人のうち5人が沖縄の問題や裁判に過去あるいは現在関わりを持っている。
その問題や裁判は以下のとおりです。
関
わった沖縄問題や裁判
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竹
内行夫 |
桜
井龍子 |
涌
井紀夫 |
宮
川光治 |
金
築誠志 |
外
務事務次官時代の06年合意された在日米軍再編協議に関わった。 |
○
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沖
縄国際大学への米軍ヘリ墜落事件に関する日米協議の文書開示を求めた訴訟の最高裁審理で裁判官を務めた。
文書の一部を開示するとした高裁決定を破棄した。注) |
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○
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○
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○
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沖
縄戦での「集団自決」(強制集団死)ち戦隊長命令の関連性をめぐる訴訟の裁判官を務めている。 |
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○
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○
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○
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○
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注)不開示とされた対象文書を裁判所だけが見て開示すべき
かどうかを決める事実上の非公開審理(インカメラ審理)について認めない初判断を示したが、宮川裁判官は「裁判所が文書を
見ずに適切な判断をすることは困難。インカメラ審理導入の検討が望まれる」と補足意見を付けた。
「最高裁裁判官国民審査 5氏「沖縄」に関係」(琉球新報 09/08/29)
投票の参考までに。
安部讓二さんのWebサイト「大人気ないオトナ」に掲載されているエッセー「あんぽんたん
な日々」は前(残日録 09/08/20)に紹介しました。
保守陣営にとって政権からの転落を「漢字の読めない首相や田原総一朗やナベツネは、半狂乱にならないんだ。それほど肝が据わった人物ではないのに、慌て
ないのが俺には解せない」
それは「何か、8月30日に衆院選をやらずに、延期する手があるのではないか?衆院選どころの騒ぎじゃなくなるドエライことが起こるのを、こいつ等は
知っているのではないかと俺は訝しく思うのだ。/大地震か富士山の大噴火、自衛隊のクーデターかアメリカのデフォルト、ひょっとすると北朝鮮のミサイル攻
撃と、心配は数限りなくある。」とユーモアたっぷりに締めておられました。
今のところ安部さんの予言が当たらずにいます。(笑)
今日は日本のマスコミが『マスコミは、政府や権力者の提灯持ちだ』(09/05/11)という記事を紹介します。
「日本のマスコミが、政府や権力者の提灯持ちだ」と明快
に切り捨てておられます。
まったく同感です、今回の選挙でもマスコミは自民党、民主党の2党だけの争いであるかのように演出しているとしか思えないような報道を繰り返していまし
た。
◇当時のインフルエンザ騒動で舛添大臣の露出を見ていて「俺は『これはマトモには聞けない』と思ってしまうのだ。」と。
◇テレビの地デジ化が必要なのでしょうか?我が家は何の対策もしておりません。
「俺はなぜ大金を払って地デジに変えなければいけないのか、今までのテレビとどう違うのか、どう便利なのか何も知らな
い。きっとこれで家電メーカーやテレビ局や、役人の天下り先の関連団体が儲けて、政治屋にキックバックするのだろうと思う。」
今のテレビ放送で何も不自由はありません。
地デジ化は、私たちにテレビを見ないようになる機会を提供してくれるのかも知れません。
「オバカテレビと大新聞が、連日意欲的に報じることは、みんな政府か権力者の意向を受けてやっていると、俺だけではなくて読者は気が付いている。」
政権が変われば「オバカテレビと大新聞」は、新しいご主人様に尻尾を振るのでしょうか?旧ご主人様に忠義を立てるのでしょうか?
「オバカテレビと大新聞」と同じように霞ヶ関の役人たちにも同じことが言えるのでしょうね。
「オバカテレビ」が「オオバカテレビ」にならないこと、いっそなってしまえば良いと思うこの頃です。
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