09/09/08 越美北線
小選挙区制は投票
された民意が正しく反映しないとの問題点を8月31日の残
日録に書きましたが、先日(7日)のしんぶん赤旗が同じ内容で取り上げていました。
民主主義を云々するなら一番先に手をつけるべきことだと思います。民主党はまったく逆に民意を正しく反映しない完全小選挙区制に近づけようとしていま
す。その理由が経費の削減との詭弁で誤魔化してはなりません。
さて、今日は先週末にドジをして行けな
かったサイクリングに、青春18切符の残り1回分を利用して出かけ
ました。
行き先は北陸本線福井駅から南東に延びる越美南線九頭竜湖駅まで輪行し、九頭竜川、足羽川沿いに福井駅まで下るというプ
ランです。加齢とともの登りの体力もなくなり下り基調のコース設定です。
最寄り駅から京都、敦賀、越前花堂と乗り換えて越美北線に乗
車します。
越美南線はJR西日本は「九頭竜線」の愛称をつけていま
す。この路線に乗るのは2度目です。1両ワンマンの電車は、平日昼過ぎという時間帯にもかかわらず満席です。
途中の一乗谷駅で3分の1ほどのお客が下車、朝倉氏遺跡を身に行かれるのでしょう。
越前大野駅で大方の人が降りて、残るは鉄
ちゃんと思しき人たちです。九頭竜湖駅に着いたのは14時15分、所要4時間45分です。
駅前には食堂、土産物屋が店を閉めたままです。駅に隣接
する道の駅は極小規模で賑わいもありません。
九頭竜湖駅で下車した殆どの人は十数分後に折り返す電車で帰られるようです。一瞥するほどの価値のある駅ではありませ
ん。
天候は曇り、肌寒く感じます。朝から電車のドアの開くたびに吹き込み風が涼しく秋もそろそろ本番の趣です。
長袖のジャージを着込んで強い向かい風(西風)の中を走り出します。
R158は、大野まで急坂、急カーブの連続です。
運動神経も鈍い私はスピードへの対応力もありません。カーブの下り、しか
もスノーシェルター内の急
カーブ、急坂は息を詰めて走ります。シェルター内は斜度がわかり難くスピード感がつかめません。
ススキ、独活の花、蕎麦の花が風に揺れています。
ここにも秋が目に見えるように季節が巡っています。
大野盆地が見渡せるころになると傾斜も一段落、黄金色に色づいた稲田が綺麗に輝いています。大野の市街地に入らずR158のバイパスのような直線の道路
を走ります。
今度はトンネルの連続です。道幅は結構あるように見えますが後ろからの車が路側ギリギリによってきます。福井の人はKeep
Leftが徹底されているのでしょうか?片側2車線の道路でも左側ギリギリを走るのは道路幅が狭いのでしょうか?
17時30分、福井駅に到着、60kmを3時間、まずまず無事がなにより
です。
福井駅も綺麗?になってどこの駅かわからなくなっています。JR西日本の建築はどうして画一的なものしか作らないのでしょうか?
駅構内は金沢駅と同じように感じました。
駅そば(今庄そば)で空腹を満たします。「そば」と名は付いていますが、「そば」には程遠い食べ物です。かき揚げそば380円はなんともいえない価格で
す。
今日は越前そばを食べられませんでした。KIOSKでワンカップ×2と乾き物を買って帰宅の途につきました。
帰宅は21時30分、12時間の旅、3時間のサイクリングでした。
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