09/10/01
政治資金収支報告書
涼しくなって夏の
疲れが余計に感じられます。
昔の職場の若い人が来週に昼飯でも食おうと誘ってくれました。古い付き合いを引っ張らない私には数少ない友人の一人です。おいしい蕎麦でも食べよ
うということになっています。楽しみなことです。
08年の総務省から政治資金収支報告書が公開されました。
政治団体から提出された報告書をPDFファイルにしたものでパソコンでは見にくい資料です。
新聞報道をもとに概要をみてみます。
◇不況の影響で献金額が過去最低になっている。
◇民主党に100万円以上の献金をした団体は21から32団体に増え金額も毎年増となっている。対する自民党は前年比6.6%減としている。
企業献金の民主党へのシフトが進んでいる。経済界は敏感なことです。
◇民主党は公約で企業団体献金の禁止をうたっていますがどこまで本気かわかりません。
◇民主の収入の大半は政党交付金とパーティ収入です。
集金の体質は先祖の自民党に似てきているということでしょうか?
◇鳩山首相は「故人」を含む個人献金、というよりも鳩山家の資産に依存しているように見えます。
虚偽記載を指摘され、今度は実際に献金した人の名前まで削除するなど笑えない修正をしています。
◇民主、自民の両党首はともにパーティー収入に依存しているようです。
自民党の党首はなぜ大時代かかった「総裁」などと呼ぶのでしょう?谷垣氏は恥ずかしくないのでしょうか?
「政治資金収支報告書 『民主に接近』 企業献金38%増」(毎日新聞 09/10/01)
「政治献金最低に 08年資金収支報告」(東京新聞 09/10/01)などを参考にしました。
収支報告書の公開でマスコミが飛びついているのは、民主党の馬鹿どもがキャバクラなどの
風俗店での飲み食いを政治活動費として計上していたことです。
毎日新聞の調べによると、江田五月参議院議長、川端達夫文科相、直嶋正行経産相、松野頼久官房副長官、松本剛明衆議院議院運営委員長の5人の関係する7
つの政治団体だそうです。
風俗店で「政治活動」とは、国民を馬鹿にした行動ではないでしょうか?
「民主5議員団体:クラブ、キャバクラ…政治活動費で飲食」(毎日新聞 09/09/30)
このことを質された平野官房長官は「適切か不適切かは国民の皆さんが判断されることだと思う。懸念を抱かれないようにすることは政治家として大事だ」と
言ったそうです。
「民主党:政治団体・飲食費支出 キャバクラ支出『国民が判断』−−平野官房長官」(毎日新聞 09/09/30)
官房長官は人を食ったような顔つきで、上から目線であれば馬鹿でもなれるようです。
政治活動費の85%近くが税金で賄われているような政党に属する官房長官が「国民が判断する」とは選挙民を馬鹿にしているとしか思えません。次の選挙で
は落選させましょう。
風俗店で飲み食いされるような政党交付金ならその分の税金を払いたくありません。
総理府の公表した政治資金収支報告書などから各党本部の収入と政党交付金依存度は以下のとおりです。
※実質収入はしんぶん赤旗の記事によりました。
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