09/11/10
地方紙を読む
内閣官房長官とい
う職は、庶民を馬鹿にしたような態度をとる人間しかできないのでしょうか?
沖縄県読谷村での米軍関係車両によるひき逃げ死亡事件でも平野官房長官は「アメリカに対して捜査への全面的協力を要請している。捜査の結果を待ちたい」
と腰が引けています。この男には日本国民の命よりアメリカとの軍事同盟が大事なのでしょう。
地方紙を斜め読みして見ました。
◆「女子高生買春容疑 奥尻・青苗中の教諭を逮捕 函館西署」(北海道新聞 09/11/09)
奥尻町の中教諭(32)が児童買春の疑いで逮捕された。
今年8月、携帯電話の出会い系サイトで知り合った函館市内の女子高校生を買春したとのこと。
本人は「年齢を知らなかった」と供述しているらしい。身体を売った女子高生、買った中学教諭、なんともやりきれない事件です。
テレビでは「買春」を「かいしゅん」と読んでいますが「ばいしゅん」で良いのでは。じき行為で申し訳ない」と話している。
◆「むつで借家火災/男性が意識不明」(東奥日報 09/11/10)
むつ市で海老川町で火事があったとの記事です。
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9日午前10時ごろ、むつ市海老川町、無職○○さん(71)方の借家=同市関根水川目、会社代表取締役◇◇さん(45)所有=から出火、木造平屋の同借
家約42平方メートルのうち居間約10平方メートルを焼いた。
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海老川町の○○さんは関根水川目の◇◇さん所有の借家に住んでいて火災に遭ったということでしょうか?
今時珍しい表現だと思います。
「海老川町○○さんの自宅から出火し木造平屋の一部を焼いた」で良いのではないでしょうか?
◆「盛岡の菅原さんが3連覇 全日本わんこそば選手権」(岩手日日新聞 09/11/10)
第24回全日本わんこそば選手権が盛岡市で行われ、市内の女性が10分間に399杯を食べ大会初の3連覇を果たしたそうです。
盛岡に行ったこともなく、わんこそばを食べたこともないものには399杯の量が良くわかりませんが凄い量のことでしょう。蕎麦好きですがあまり食欲がわ
かないニュースでした。
◆「焼酎グイッ 女性係長、業務前にがぶ飲み 届け受理せず」(河北新報 09/11/03)
岩手県奥州市の50代の女性係長が休日出勤をする途中で720mlの焼酎を買い、出勤前に役所の駐車場で3分の2ほど飲んで執務をしたとのこと。奥州市
はこの係長を減給処分にした。
720mlとは4合、その3分の2とは2.5合、天晴れ女丈夫。
しかし、朝から職場の駐車場で焼酎をグイ飲みするとはアルコール依存症という病気なのです。
減給処分はともかく、これ以上の問題を起
こす前にアルコール依存症の治療が必要だと思います。
◆「酒と肉そば、相性良し 河北で名物を楽しむまつり」(山形新聞 09/11/08)
山形県河北(かほく)町の名物・肉そばと地酒を楽しむ「谷地の肉そば地酒まつり」が行われたとのこと。
かって、この町は鶏肉の入った「肉そば」を商うそば屋夜遅くまで営業しており、そばの具をあてに酒を飲む客が多かったことにちなんだ催しものだったよう
です。
鶏肉の入った「肉そば」と地酒、のどがなります。
◆「野口英世にちなむ「母から子への手紙」入賞発表 大賞に東京都の野沢顕子さんが選ばれる」(福島民報
09/11/10)
猪苗代町で「母から子への手紙」コンテストが行われ入賞作品が発表されたそうです。
野口英世の母シカの「はやくきてくたされ、はやくきてくたされ」とニューヨークの息子に宛てた手紙は有名ですが、それにちなんだコンテストだそうです。
今年の大賞は東京都の野沢顕子さんだそうです。受賞作を引用します。
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■君がくれた光
ママが「耳下腺癌」という聞きなれない病気で手術を受けたのは、君がまだ五歳の頃だったね。
癌と一緒に、耳と、顔の神経を切ったその日から、ママの耳は一つになり、顔の半分は動かなくなった。
手術後一ケ月が過ぎても、ママは退院するのが怖かった。杖を突かなきゃ歩けない、こんな体で君を守れる? 私が母親でごめんね……。
でも、君は「ママ!」と、抱きついてくれたね。
「ママ、早く帰ろう!」
君はひとかけらの疑問もなく私を信頼してくれる君のままだった。君にとって私は、ちゃんと「ママ」だった。
それに気づいた時、ママの心に光が射したんだ。見た目や出来ることが変わっても、君の母親でいたい! 私は、君の信頼に応えたいと思った。
君がくれた光に導かれて、ママは今日も生きる。できないこともあるけど胸を張って。そしてこの暖かい光で今度は君を包みたくて、毎日君を抱きしめる。
ありがとう。ママは君といられて、今日も心から幸せです!(原文のまま)
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◆「湯西川ダム水没に伴う神仏移転 最後の4神社代替え地に」(下野新聞 09/11/10)
秘境の温泉といわれた栃木県湯西川がダムに沈むそうです。湯西川温泉には何度か行きました。平家の落人の末裔が住み静かな温泉宿がありましたが、もうあ
の風情はないのでしょうね。
◆「JA
群馬 自民一党支持見直し」(上毛新聞 09/11/10)
JAグループ群馬が今まで自民党一党支持を見直し、与党野党にかかわらず政策重視で支持を決めていくことを検討していると報じられています。
JAの全国大会で出席の政党代表の中で共産党の志位委員長への拍手が一番多かったことがうなずけることです。
世の中は、歴史は動きつつあるようです。
◆「給食に「高麗鍋」登場 地場産野菜ふんだんに 日高市」(埼玉新聞 09/11/10)
埼玉県日高市の学校給食に地元のB級グルメとして有名な「高麗(こま)鍋」
に地元の野菜を使って出されるそうです。
高麗鍋は、「キムチ味」「地場産野菜の使用」「高麗ニンジンの使用」の3
つを必須条件として、コンニャクや豚肉、牛乳、酒、醤油など多彩な地場産食材を使ってお
り、今の人に不足しがちな食物繊維も豊富に摂ることができるバランスのとれたヘルシー料理だそうです。
映画「未来の食卓」
のように、学校給食に無農薬の地場産食物を使うことは大きなお金を使わずにできることです。日本の自治体でも取り組んでほしいものです。
◆「落選の亀井善太郎氏が政界引退へ、3代続く王国消滅/神奈川」(神奈川新聞09/11/10)
先の総選挙で落選した自民党の元衆議院議員・亀井善太郎氏(38)が次の衆議院選挙に出馬せず政界から引退することを明らかにしたそうです。
亀井家は3代続いた生業を政治屋とする「名家」だそうです。38歳で政界を引退とは自民党の凋落を表しています。
◆「加茂で『マカロニまつり』開催」(新潟日報 09/11/10)
新潟県加茂市で「マカロニまつり」が開催されるとのこと。
加茂市が「国産マカロニ製造発祥の地」とは知りませんでした。
◆「反村長派の旅行中に議会招集 忍野」(山梨日日新聞 09/11/10)
笑ってしまいました。
富士山を見る絶好のビューポイントである山梨県忍野村の村議会では、村長が提案する副村長の選任などが反村長派の反対で議会を通らない状況が続いていま
した。
そこで村長派は、反村長派の議員2人が海外良好に出かけた隙に議会を召集しごり押しで議案を通そうと企みましたが、知らせを受けた議員2人が急遽帰国し
たため、議会を開けなかったとのこと。
迷惑を受けるのは住民です。
◆「クマ出没、今年は最少? 富山県内、ドングリ実り良好」(北日本新聞 09/11/10)
富山県自然保護課によると、ブナ、ミズナラ、コナラが豊作だった05
年に迫るほどの豊作だそうで、熊の出没が例年より少ないそうです。
ドングリなどの出来不出来と熊の出没の因果関係がはっきりしているのですね。
熊も私たちも同じ地域に住む隣人同士、仲良く付き合えればよいですが。
西日本はまた明日にでも。
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