09/11/19
美術展2題
真冬よりも寒いと
ラジオがいっていました。また、風邪を引いたようで体力も気力もめげています。
ここ、何週間かの間に行った美術展を振り返ってお茶を濁しておきます。
自宅近くの大山崎山荘美術館と
の企画展「睡蓮池のほとりにて−モネと須田悦弘、伊藤存−」を観まてきました。
現代美術と言うのでしょうか伊
藤存さんの作品のよ
さは今一つよくわかりませんでした。
モネの作品も館蔵の5点が全数展示されていましたが、モネの作品のよさが未だにわからない鑑賞眼のない人には猫に小判でした。敷地内は無料でピクニック
がてらお弁当を広げるも良し写生も良しなのですが、桜の開花時期と紅葉の見ごろの時期は写生が禁止されていて警備員に注意されている人たちがいました。
円空仏は名古屋の荒子観音で1000体を超える千面観音を観たことがあり、木喰仏は大山崎山荘美術館で河井寛次郎記念館蔵のも
のを観たことがある程度でし
たが、各地に残る二人の作品が同時に展示されているとのことで帰省のついでに京都駅ビルにある美術館「えき」KYOTOで
「円空・木喰展」を観てきました。
円空は(1632−1695)は江戸時代前期の人、木喰(1718−1810)は江戸時代後期の人、どちらも全国を旅して仏像を作り続けた人です。
勿論信仰(修行)のためでしょうが、12万体(円空)、
2千体(木喰)もの仏像を彫ったのでしょうか。土俗の香りのする素朴な表情の仏様でした。デフォルメされた形は今も新しいデザインだと思いました。
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