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10/01/10 自民党凋落

 アメリカは国民の 命を代償にしてまでも「テロとの戦い」を行っていますが、なぜテロはなくならないのでしょうか?

 昨年12月25日に
アメリカで起きたテロ未遂事件について、オバマ大統領は1月7日の演説で「アメリカはアルカイダと戦 争をしている」「あらゆる手段を講じて打ち負かす」と発言したそうです。これは「対テロ戦争」という言葉を公式には使用しないと言っていた今までの態度を 変えたのでしょうか?『アルカイダと戦争中』米大統領、テロ未遂で演説」(しんぶん赤旗 10/01/09)

 また、オバマ大統領は「三つの失敗」として@テロ情報の 追跡が不十分だったA断片的な情報の総合的な分析がなかったB「要警戒者リスト」に含まれていた実行犯の名前が「搭乗禁止者リスト」から漏れていたと指摘 しているそうです。爆破未遂、オバマ大統領『私の責任」(朝日新聞 10/01/08)

 本当に「テロとの戦い」に勝てると思っているのでしょうか?
 本当に「三つの失敗」を克服すればテロは防げると思っているのでしょうか?

 「テロとの戦い」が新たなテロを生むことになっていないのでしょうか?
 世界一の軍事大国がたった一人の異国の青年の行為に恐れおののいている姿は異常で滑稽でもあります。

 彼らの無差別な殺人行為は許されるものではありませんが、彼らの「戦い」はレジスタンス(抵抗)運動ではないのでしょうか?


  「二大政党制」とは自民党と自民党の亜流の「二大政党」間で政権のたらいまわしのような気がしてなりません。
 近頃の動きを見ているとそんな意を強くします。

 日歯連(日本歯科医師連盟)が自民党の支持(票と金)から民主党を支持することを検討するなど、自民党の支持基盤が民主党に流れているようです。
 
日歯連は01年に自民党橋本派に一億円の闇献金をした事件(日歯連闇献金事件)の当事者 です。このような団体が「支持」するのは「見返り」を期待してと思うのが自然な受け取り方でしょう。
 7月の参議院選挙で「票」をもらった団体のための政策を実行する政権になるのでしょう。


  「二大保守」の一方自民党の体たらくも見ていられません。果たして自民党が再生し「二大保守党制」の時代は来るのでしょうか?
 前衆議院議員山崎拓氏は7月の参議院選挙に比例代表ででると言っていましたが、自民党の公認が得られないようなので国民新党から出馬を検討しているとい う。
 山崎拓氏の節操のなさにもあきれますが、今更でもありませんが国民新党の国民新党らしさも出ています。

 山崎拓氏と同様に公認を得られないなどの理由から、前衆院議員小野次郎氏、長谷川大紋参議院議員、吉村剛太郎参院議員、山内俊夫参議院議員、田村耕太郎 参院議員などが自民党から離党を明らかにしています。

 舛添参議院議員などは堂々と「新党旗揚げ」を表明していますが、自民党執行部は反党行為を処分することもできずにいます。

 いずれにしても保守という池の中での騒ぎですから、「大変だ!」叫ぶマスコミにつられることもありませんが、彼らが誰のための議員であり、誰のための政 治を行おうとしているのかを見届けたいものです。


 自民党による2億5千万円もの官房機密費の持ち逃げ事件はその後どのようになったいるのでしょうか?現政権は追及の意思を持たないようですから、 「ジャーナリズム」を標榜されているマスコミの追及を望みます。

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