10/03/03  京都・奈良ポタリン
グ
最近の出来事を二
つ。
◆ＪＡＮＪＡＮ休刊
私も市民記者登録をしていたインターネット新聞のＪＡＮＪＡＮが０３年２月の創刊から７年余りの３月末で休刊されるそうです。
ＪＡＮＪＡＮからのメールによると休刊の理由は次の３つだといっています。
①広告収入の落ち込み
②ＩＴ技術の進展にＷｅｂ（ホームページ型？）の現システムが時代遅れになってきた
②市民メディアの創造など創刊の目的がひとまず達成された
③の一つとして記者クラブの開放も進んできたなどとの認識には納得できないところもあります。結局は広告（資金）の問題なのでしょうか？同じように市民
記者制度をとっていた韓国のオーマイニュースの日本版がわずか数年で休刊にしたこともあり購読料無料のインターネット新聞は経営として成り立たないので
しょうか？
◆トヨタ車のリコールとマスコミ
トヨタ自動車のリコール問題の報道は国内最大の広告主への配慮があるように思えてなりません。
各紙の社説の見出しを見ただけでその論調が窺い知れるように思います。
「トヨタ米公聴会 ばん回の好機にしよう」（毎日新聞 10/02/20）
「豊田社長証言―開放的経営へカイゼンを」（朝日新聞 10/02/26）
「トヨタ社長証言 信頼回復に向け誠実な努力を」（読売新聞 10/02/26）
一連の食品偽装の時の企業バッシングと比べてみると大きな差があるようです。力なき弱きものがドブに落ちれば袋叩きにするが、力を持つものには踏み込め
ないようなことでは権力を監視することを期待できません。
先の日曜日に、久しぶりの休暇で久しぶりに自転車に跨ってグループ走を楽しみました。
コースは京都の嵐山から桂川に沿って八幡、八幡からは木津川に沿い木津までのサイクリング道（府道八幡木津自転車道線）を走り、木津から奈良阪を経て奈
良市内、その後奈良自転車道を法隆寺まで７０ｋｍ弱のルートです。
メンバーは姫路方面から参加のＭさん、Ｋさん夫妻、尼崎からＭさんと私の５人です。
このグループのツーリングの楽しみは地域の美味しいものいただくこと、今回も立ち寄り先には昼食に奈良市内の志津香（釜
飯）、奈良阪近くの国境食堂（カツ丼）、木津の無鉄砲（ラーメン）、おやつに岩清水八幡宮参道の走井餅、いっちゃんのたこ焼き、お土産に奈良漬、尼ヶ辻駅
近くたまうさぎのきな粉だんごなど等と盛りだくさんです。
私は自宅から自走で参加、冷たい北風に向かって西国街道、物集女街道から松尾大社前から桂川左岸にでて集合場所の嵯峨嵐山駅に早めに到着します。ウォー
ムアップのつもりが結構堪える一走り（１６ｋｍ）でした。
朝早くから人力車の車夫の若者が日差しは暖かいのに風の冷たい駅前を掃除しています。
１０時前に出発します。
渡月橋を渡りサイクリング道に入り北風に背を押され快適なサイクリングです。サイクリング道ではたくさんの人がウォーキング、ジョギング、サイクリング
などを、河川敷では野球やサッカーを若いグループや少年たちが楽しんでいます。
小休止を挟みながら、三川（桂川、宇治川、木津川）合流の八幡に到着、早速岩清水八幡宮の参道にあるたこ焼き屋いっちゃんでたこ焼きを食しました。ここ
のたこ焼きは小麦粉を出汁で溶いているとのことでソースも出汁もかけずに食べます。回りはカリッ、中は柔らかい初めて食べる感覚でした。走井餅も一口。
木津川沿いに出てもサイクリストが高級な自転車でかっこいいジャージーを着て颯爽と走っています。
私たちの小休止の楽しみは自転車の値踏みとサイクリストの脚力を噂することです。
木津のラーメン屋・無鉄砲に寄り道をする元気もなく山越えの道を上り国境食堂というドライブイン風の食堂に立ち寄ります。思ったより立派な食堂で１５時
前にも関わらず大勢の客でほぼ満席です。ここの名物はとにかく料理の量が多いことです。
カツどんは手のひら大のカツが大盛のご飯の上にどっかりと乗った大振りで味噌汁付で８００円也でした。満腹のお店でした。
奈良阪を上りきると目の前に東大寺大仏殿の甍が見えます。私の好きな光景です。
坂を下りきると奈良公園着。東大寺の参道には鹿の糞があちこちに落ちていて観光客が鹿に遊ばれています。
参道の途中に自転車を置いて南大門まで散策します。
時刻は１６時、法隆寺までのおよそ１５ｋｍでを走ろうか奈良駅から輪行で帰宅するか、こういう時に即衆議一決、奈良市内で打ち上げとします。近鉄奈良駅
の近くの商店街の居酒屋で打ち上げ、ほろ酔い気分で輪行帰宅となりました。
京都－奈良間約５７ｋｍ、自走を含めて７５ｋｍのサイクリングでした。
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