10/03/14 まとまらない話
相変わらず貧乏暇
なしです。2月末に休んで以来未だに休みはなし、時給は高校生のバイト並み(以下かも)で働いいます。
肉体が疲れると精神まで影響するということを実感しています。
思いつくままに雑多な話を。
◆言葉のすり替え
ところで「貧乏」って言葉を聞かなくなりました。「貧困」という小奇麗で耳障りのよい言葉に言い換えられています。言葉を変えると物事の本質まで変えて
しまう、そんなことはないのでしょうか?本質を見る目を持ちたいと思います。
今週のマガジン9条の巻頭の「今週の『マガジン9条』」はアメリカ軍の普天間基地「返還」について「『返還』が『移設』にすり替えられた」
と書かれています。
沖縄返還前の1966年頃、アメリカは名護市の東海岸にアメリカ軍の基地を作るという具体的な案があったのですが、返還前は基地建設費用はアメリカ持ち
で、当時のアメリカはベトナム戦争の戦費が嵩んで実現しなかったそうです。
その実現しなかった幻の基地構想をすべて日本の費用でやろうとするのが辺野古「移設」案です。
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しかし、どうにも納得がいかないのです。なぜ「移設案」なのか。普天間基地は「返還合意」だったはず。「返還」という言葉には「代替物を造る」などとい
う意味はありません。単純に「元の持ち主にお返しします」という意味でしょう。それがいつの間にか、「返還=移設」とすり替えられてしまった。おかしい
じゃないですか。政治の言葉は厳格でなければなりません。
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◆民主党政権は旧政権に先祖返り
公明党が民主党に近づいているようです。
公明党の政権与党への拘りは言うまでもないことですが、民主党がそれに付き合うとは民主党政権も自民党政権と何も変わらないことの証左にように思いま
す。(「『民公接近』社国が警戒 連立組み替え布石?」毎日新聞 10/02/14)
◆自転車政策
今週のしんぶ
ん赤旗日曜版に「自転車 安心な道つくろう」という記事がありました。
自動車の運転免許を返上し自転車に乗り換える人が増えているそうです。ヨーロッパを旅行した人の話を聞くと自転車が交通手段の一つとして社会に溶け込んで
いるそうです。我が国の道路は自動車優先で歩行者や自転車といった交通弱者を隅を追いやられています。
違法駐車の取締りと路側帯の幅を1m以上にとることだけで随分自転車は安全に走ることができると思います。
いつも政治は弱者のためにあると思っています。交通弱者のために政治ができることを考えることは大切なこと、ぜひ期待したいと思います。
◆呆れた政策
政府が休暇分散化法案という馬鹿げた制度を考えているそうです。
全国をいくつかのブロックに別けてブロックごとに春秋の連休を分散し国内の旅行を活性化させようというものだそうです。
そんなことより政府にはやることがあるのではないでしょうか。
すべての労働者の有給休暇の保障をすること、有給休暇の拡大、完全消化に力を注ぐべきではないでしょうか。個人の休暇をいわゆる観光地へ誘導するのでは
なく、国民が多様な休暇の過ごし方をできるようにすることが大切ではないでしょうか。
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