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10/04/03 忘れ得ぬために

 毎日、書こうと 思っても数行で睡魔に襲われて眠ってしまうという体たらくです。
 忘れてはいけないことを項目だけ書きおきます。

◆国松長官狙撃事件の時効と警視庁の言い分
 95年3月に起こった警察庁の国松長官(当時)を狙った狙撃事件は解決されないまま時効が成立しました。
 事件発生当時からオウム真理教の犯行と報道されていました。時効成立後に警視庁は未解決となった経緯などを発表しました。その中で「これまでの捜査結果 から、この事件は、オウム真理教の信者グループが教祖の意思の下に、組織的・計画的に敢行したテロであったと認めました」(
警視庁の発表資料)とオウムの犯行と決め付けていま す。

 警視庁の見解は、戦後の混乱期に起こった松川、辰野、菅生事件などいくつかの事件を思い起こさせます。警察などは事件発生当初に共産党や労働組合を犯人 と名指しした発表をしています。
 そのような予断が捜査をミスリードし冤罪を生み、真犯人を取り逃がすこととなっています。

 国松長官狙撃事件もそのような予断がなかったといえるのでしょうか?

◆京都府知事選挙
 「反共」の結束は固いものです。
 京都府知事選挙も実質的には共産党を除く現職と共産党推薦の新人の闘いとなっています。今夕も四条通りを連合京都の組合員が「投票しよう」との幟をもっ てデモっていました。連合の奴らは誰のための偽装選挙運動をしているのでしょうか。

◆公務員と基本的人権
 休日に共産党の機関紙「しんぶん赤旗」の号外を自宅近くのマンションの集合ポストに配ったことが国家公務員法の「政治的行為の制限」違反に当たると訴え られていた事件で東京高裁は無罪判決を出しました。
 公務員には政治的活動が一定制限されることは当然ですが、その制限は最小限に止めるべきだと思います。強い裁量を持った上級公務員ならともかく下級の公 務員の表現の自由を含む基本的人権の制限はあってはならないのではないでしょうか。

違法駐車する宅配業者
 06年に道路交通法が改正され駐車違反の取り締まりが民間委託され違反金が課せられるようになったときには、路上駐車する宅配業者は二人乗務をして違反 を免れようとしていたと当時の報道があったように思います。現在は二人乗務はなく交差点内や横断歩道上など停車違反エリアでも車を止めて荷卸をしていま す。
 宅配業者と警察の間で手打ちがあったのでしょうか?

◆外食産業
 私は外食することが多いほうです。しかし、コンビニ弁当をはじめ私たち庶民が利用できる価格のお店が使っている食材の危うさは想像以上のものです。私が 働く倉庫では大手外食チェーンの店舗への食材の集配荷をしていますが、その食材の原産地、加工地はほとんど外国で生産ラインでの品質衛生管理はされている でしょうが流通過程での管理は無いに等しい状態です。

 外で食事をするのならできるだけ小規模なお店、チェーン展開していないお店を利用したいと思います。

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