10/04/30
官房機密費の使途
日本にアメリカの
軍事基地は要らないとの思いをこめて、日常持ち歩くバックと自転車に100円ショップで買った黄色のバンダナを括りつけています。
4月も今日限り、
世の中は大型連休とのこと札幌在住の知人は、昨日から稚内、知床、帯広と旅をしておられるとのこと、羨ましい限りです。
明日はメーデーですが、私の働く職場は世間の人が休んでいる時が繁忙期、労働時間は誤魔化され、
日給の賃金は最大70日後の支払いと労働環境は最悪です。
なぜか昨日(4月29日)にメーデーを開催した連合の古賀伸明会長が「すべての働く者の連帯」との言葉も虚しく聞こえます。
4月25日の沖縄での普天間基地の国外・県外移転を求める県民大会前後に沖縄を訪れていた野中広務・元官房長官が講演の中で聞き捨てならない発言をしてい
たようです。
自分の官房長官時代(98年7月〜99年10月)に「先例に従い」複数の評論家に官房機密費から盆暮に数百万円を渡していたと話した。
昨年9月の政権交代時に2億5千万円も持ち逃げした前官房長官の税金泥棒を告発しない民主党政権も同じ穴の狢でしょう。国民には明らかにできない目的で
使われている税金があるのです。
人気取りの事業仕分けなどの前に官房機密費の使途を明らかにすべきではないでしょうか。
また、マスコミに顔を出す評論家などという輩は権力の手先でしかありません。
そんな輩の言動にのせられていてはなりません。
琉球新報の記事を全文引用します。
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野中広務元官房長官は、23日に那覇市内で開かれたフォーラムの基調講演の中で、自身が長官在任中(1998年7月〜99年10月)、先例に従い、複数
の評論家に内閣官房報償費(機密費)から数百万円を届けていたことを明らかにした。
野中氏は講演で「言論活動で立派な評論をしている人たちのところに盆暮れ500万円ずつ届けることのむなしさ。秘書に持って行かせるが『ああ、ご苦労』
と言って受け取られる」と述べ、機密費からの提供が定期的にあったことを明かした。
野中氏は自民党政権時代に、歴代の官房長官に慣例として引き継がれる帳簿があったことにも触れ「引き継いでいただいた帳簿によって配った」と明言。その
上で「テレビで立派なことをおっしゃりながら盆と暮れに官邸からのあいさつを受けている評論家には亡くなった方もいる」と指摘した。一方で機密費の提供を
拒否した評論家として田原総一朗氏を挙げた。
官房長官の政治的判断で国庫から支出される機密費は、鳩山内閣が昨年11月に内閣として初めて2004年4月以降の小泉内閣から現在までの月別支出額を
公表したが、使途については明かしていない。
-------------------「機密費、評論家にも 野中元長官、講演で証言」(琉球新報 10/04/28)
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